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【函館2歳S】ベイビーキャズ、西山記者が調教ナンバー1に指名

使ってから馬体に張りが出てきた。いい変化が出てきている

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函館2歳S(23日)の出走予定馬の追い切りが19日、函館競馬場で行われた。この日、追い切った13頭すべての動きをチェックした西山智昭記者が調教ナンバー1に指名したのは、開幕週の芝1000メートル戦を快勝したベイビーキャズ。その動きをコラムで分析した。

 このコラムは通常「見た」だが、今回は「見まくった」だ。函館競馬場にはウッドチップコースが設置されていることもあり、こちらに滞在している馬は関東馬関西馬も競馬場で最終追い切りを行う。この日は木曜調教予定の1頭と連闘馬、地方馬を除く13頭をチェックしたが、最も良く見えたのはベイビーキャズだった。

 Wコースで向こう正面からマックスハート(3歳未勝利)を2馬身追走する形でスタート。3コーナー過ぎから、いったんは5馬身ほど離されたが、4コーナーで前に取りつく脚が素晴らしかった。あっという間に馬体を並べた直線では、力強い脚どりで楽々と併入。「うちの厩舎のいつものパターンでやりましたが、併せたらしっかり動いて手応えは良かった。新馬の時より良くなっていますね」と騎乗した田子助手は、手応えを感じていた。

 5ハロン70秒5―12秒9。際立って速い時計ではないが、美浦から駆けつけた矢野調教師は納得の表情だった。「数字以上に動きは良かった。直線の迫力もあったし、やることは全部やれました。使ってから馬体に張りが出てきた。いい変化が出てきている」。一度レースを経験したことによる上積みは大きく、現状の力を最大限、出せる状態での重賞挑戦となる。

 新馬戦は芝1000メートルだったが、「1200メートルは十分持つと思う。レースはジョッキーに任せたい」と矢野師。鞍上に新コンビとなるルメールを迎える世代最初の重賞で頂点を狙える資格は十分だ。(西山 智昭)

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