ダービー馬レイデオロの全弟レイエンダ
札幌開幕週のデビュー決まる
今年の日本ダービーを制したレイデオロの全弟レイエンダ(牡2歳、美浦・藤沢和厩舎)が7月30日の新馬(札幌・芝1800メートル)でデビューすることが決まった。6月28日、藤沢和調教師が明らかにした。鞍上は兄の主戦でもあるクリストフ・ルメール騎手(38)=栗東・フリー=。
すでにゲート試験に合格済み。28日にはウッドチップコースで時計を出すなど、ここまで順調な調整が続いている。藤沢和調教師は「(28日の)動きは良かったよ。この血統はみんな走るのが好きだし、やる気は十分。現時点ではお兄ちゃんより動きやすい体形をしている。デビュー前に一度函館に入れて、直前は札幌の本馬場で追いたい」とイメージを膨らませた。
札幌開幕週の芝1800メートルは、1年前に同厩舎のオークス馬ソウルスターリングがデビューした舞台。期待の良血馬は、先輩のG1ホースの背中を追いかけるように初陣に臨む。