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三浦皇成、復帰に向けて会見 「手術は計5回」

「家族の支えが一番大きく、退院からあっという間」

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昨年8月14日の札幌競馬で落馬して、骨盤骨折などの重傷を負って戦列を離れていた三浦皇成騎手(27)=美浦鹿戸雄一厩舎=が19日、美浦トレセンで取材に応じた。18日には負傷後初めて美浦トレセンでの調教に騎乗。19日も2頭の調教に騎乗して、復帰に向けた準備を進めている。順調なら、落馬事故からちょうど1年後の開催となる1回札幌3週目(8月12、13日)での復帰を視野に入れている三浦騎手に今の思いを聞いた。

 ―1年ぶりの復帰が見えてきた今の心境は。

 「長かったな、というのが一番ですが、騎手として馬の上に戻れることをとてもうれしく思っています」

 ―復帰までの経緯は。

 「落馬負傷後、1か月くらいは札幌の病院に入院していました。そこで3回手術をして、そこから茨城の病院へ転院しました。手術をしながら、12月までは病院で過ごしていました。退院後2、3か月ほどリハビリをして、体が動くようになってきたので、復帰に向けてトレーニングを積んできました。5月にプレートを抜く手術をして、手術は計5回になります」

 ―リハビリで一番辛かったのは。

 「骨盤が複雑に折れて原型をとどめておらず、神経がはさまっていたので、最初は左脚が動かない状態からのスタートだった。脚が動かない状態から動かすということが一番大変でした」

 ―絶望的な気持ちにはならなかった?

 「最初は命が助かって良かったと医者に言われた状態でした。騎手に戻れるかわからないし、いい期待はしないでください、と。何が起こったのか分からない状態から、日に日に自分の置かれた状況に気付いて不安にもなりました。でも、絶対に(騎手に)戻れるという自信があったので、どん底に落ちたというのはなかったですね」

 ―1年は長かった?

 「最初の入院時はベッドの上で動けない状態で何か月もいたので長かったが、家族の支えが一番大きくて、退院してから今日まではあっという間でした」

 ―休んでいる間の気持ちの変化は。

 「騎手を目指した昔の自分を思い出して、自分をゆっくり見つめ直す時間にもなりました」

 ―18、19日と久しぶりに競走馬にまたがった感触は。

 「乗馬には乗っていたけど、競走馬は全然違う。約1年ぶりで、楽しみと不安な気持ちで前日はドキドキしていました。18、19日と2頭ずつ乗りましたが、自分の居場所はここなんだという感覚で、居心地が良かったです」

 ―今後の予定は。

 「8月12、13日に復帰という報道がありましたが、落ちた時と同じ週に落ちた場所で復帰したいという思いが自分でもありました。追い切りに乗っても違和感はないですし、そこに向けて、美浦でしっかり調教を積んでいきたいです」

 ―落ちた札幌で乗るのは勇気がいると思うが。

 「怖いとかそういう気持ちは一切なく、このまま終わったほうが変な恐怖心が残ってしまうのではないかと。北海道シリーズにはさまざまな思い出がありますし、自分の中でも存在として大きな競馬場。リハビリ、トレーニング中も、そこで復帰したいという気持ちは揺るがなかったです」

 ―ファンに向けてメッセージを。

 「休んでいる間もファンレターをたくさん頂いて、ひとつひとつの言葉に本当に勇気づけられました。これからは騎手の姿で恩返ししていけたらと思います。まずは復帰に向けて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」

headlines.yahoo.co.jp