エイシンバッケンの重賞初制覇なるか/プロキオンS見どころ
ダート1400mでは馬券圏内を外したことがない
■7/9(日) プロキオンS(3歳上・GIII・中京ダ1400m)
エイシンバッケン(牡5、栗東・中尾秀正厩舎)はフェブラリーSで4着と健闘し、続く欅Sを完勝。3か月ぶりの休み明けだったが、上がり34秒6の脚で突き抜けるという強い内容だった。中京コースは初めてとなるが、左回りは全く問題なく、ダート1400mでは馬券圏内を外したことがない。連勝で重賞初制覇なるか。
カフジテイク(牡5、栗東・湯窪幸雄厩舎)はチャンピオンズCで4着、フェブラリーSで3着とここでは実績上位の存在。今回は海外遠征帰りだけに状態がカギとなるが、問題なければ当然上位争いできるだろう。
キングズガード(牡6、栗東・寺島良厩舎)は前走の天保山Sで2着だったが、休み明けの上に58キロを背負っていたことを考えれば上々の結果と言えるだろう。右回りに比べて左回りが苦手なのは否めないものの、能力では引けを取らない。ここで悲願の重賞初制覇なるか。
その他、降級戦を勝ってすぐにオープンに戻ったベストマッチョ(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)、かきつばた記念でJRA勢を圧倒したトウケイタイガー(牡6、兵庫・住吉朝男厩舎)、欅Sで2着のアキトクレッセント(牡5、栗東・清水久詞厩舎)、昨年4着のブライトライン(牡8、栗東・鮫島一歩厩舎)なども上位争いの圏内。