【宝塚記念】キタサンブラック
3着だった「昨年以上にパワーアップしている」
【宝塚記念(日曜=25日、阪神芝内2200メートル)注目馬20日朝の表情:栗東】天皇賞・春をレコードで快勝した王者キタサンブラックは、坂路でキャンター調整を行い、息を整えた。陣営は好仕上がりをアピールし、上半期GI完全制覇に期待を膨らませた。
押田助手「レコードで走った後も、反動なく調整できている。この中間も(一日に)坂路3本を乗れているのがその証拠。何か不安があれば、そういう調教はできないからね。去年の宝塚記念(3着)のころは“まだ良くなるな”という感じでやっていた。それであれだけ走れるのだから大したもの。当時より体力がついたことで、稽古もより攻められるようになったし、精神的にもさらに落ち着きが出た。馬は昨年以上にパワーアップしている」