アディラート武豊背に抽選突破を願う/レパードS
今なら1800メートルの方がいいかもしれない
抽選待ちとはいえ、実績十分のアディラート(牡、須貝)は武豊騎手を背に坂路で単走。力強いフットワークで4ハロン52秒7-12秒1をマークした。
同騎手は「動きは良かったよ。状態はいいと思う」と笑顔。前走から2ハロン延長となるが「前回はダッシュが全然つかなかった。今なら1800メートルの方がいいかもしれない。ダートなら世代トップの力はあると思うので、何とか」と抽選突破を願っていた。
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【レパードS】ハルクンノテソーロ好調アピール
楽に動けて、状態はよさそう
ハルクンノテソーロは大野騎手を背に坂路で4ハロン51秒7-12秒6。雨上がりで時計のかかるコンディションだったが、楽な手応えでこの日、2番目に速いタイムで好調をアピールした。
「楽に動けて、状態はよさそう。以前に比べて性格なんかもドシッとしてきたし、体に幅が出てボリューム感も増した」と大野騎手は好感触だ。1ハロンの距離延長については、「1800メートルでもこなしてくれると思うし、折り合い面に関しても特に気にしていません」と前向きな姿勢を貫いた。
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【レパードS】不安一掃!エピカリス5馬身先着
予定通りの調整ができた
レパードSの追い切りが2日、東西のトレセンで行われた。美浦では、米国GIベルモントSを直前で回避したエピカリスがWコースで豪快な動き。併せ馬で5馬身先着と久々を感じさせないフットワークを見せた。調教評価でも最高ランクの『S』となった。栗東ではアディラート、タガノディグオが好仕上がりだ。
圧倒的な存在感に陰りはない。国内無敗でUAEダービー2着のエピカリスが、Wコースで6ハロン79秒9の猛時計をマークして、併せ馬で5馬身の先着。米国遠征のベルモントSを直前回避したが、豪快なパフォーマンスで不安を一掃した。
Wコースで5馬身前を行くブラスロック(500万下)を目標に定め、6ハロン標識からペースアップ。序盤から速いラップが続き、僚馬は4コーナーで息切れしたが、エピカリスは早々と内からかわしていく。直線に向いても勢いを緩めることなく、右ムチ2発でもう一段加速。ラスト1ハロンを12秒7でまとめて、5馬身のぶっちぎりだ。
「動きは良かった。時計や併せ馬で追ったことなど、予定通りの調整ができた」と見守った萩原調教師は動きに納得の表情だ。米GIベルモントSは現地で蹄(ひづめ)の不安が出て無念の出走取り消しとなったが、帰国後も馬体を緩めず調整されてきた。「輸送の影響や疲れがないと判断して、ここへの出走を決めた。馬体重を含め、これまでのレースと変わりない感じで来ている」。アクシデント明けでも力を出せる状態に仕上がった。
国内4戦で2着につけた着差が合計27馬身3/4という怪物。UAEダービーのサンダースノーとの激闘は、2着に負けてもなお現地で称賛された。逃げても控えてもOKの、能力+センスにあふれた逸材に、主戦のルメール騎手もほれ込む。
「米国では残念だったけど(回避は)ベストの決断だったと思います。休み明けでも、能力がある馬だからね。他に強い馬はいるの? エピカリスはGIレベルの馬だから自信があります」
今年2月のヒヤシンスS以来となる国内戦。日本で帰りを待ったファンに、馬名の由来どおりの『魅力的な』走りを見せてくれるはずだ。 (板津雄志)
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菊沢一樹騎手が8月3日から9月1日まで騎乗停止
デビュー2年目。今年は先週までに11勝
JRAは3日、菊沢一樹騎手(19=菊沢)を同日から9月1日まで騎乗停止処分にすると発表した。
競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者としてふさわしくない非行があったとし、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第20号に該当すると認められるため。同騎手はデビュー2年目。今年は先週までに11勝を挙げている。
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【レパードS】追って一言
タガノカトレア・不安なところはないですよ
◆イブキ・奥村武師 「久々になるが、長めに乗り込んで息はできていて、具合もいい」
◆クリノフウジン・高橋忠師 「状態は悪くない。精神的に安定してきた部分もある」
◆サルサディオーネ・羽月師 「手応えもあったし、動きもよかった」
◆サンチェサピーク・吉田隼騎手 「乗り味がいいし、勝負どころでうまく対応できればやれる。楽しみ」
◆シゲルコング・松永康師 「2歳馬相手の併せ馬。新潟への輸送があるので十分だ」
◆タガノカトレア・北野助手 「動きはよかった。不安なところはないですよ」
◆タガノグルナ・大根田師 「思っていた通りの追い切りができた」
◆ダンサクドゥーロ・中山助手 「思ったような調教が2週続けてできている。伸びしろもある」
◆テイエムアンムート・柴田光師 「しまいはこれぐらいは動く。ゲートを五分に出てくれたら」
◆テンザワールド・鍋島助手 「3回使って体もできている」
◆トラネコ・堀井師 「けいこの動きは素軽く状態もいい」
◆ノーブルサターン・鮫島良騎手 「テンションを上げないように。前回ぐらいは維持している」
◆ブライトンロック・田中清師 「気配は悪くないが、もう1本ほしい感じ」
◆ホーリーブレイズ・佐藤正師 「ここ2週しっかりやれているので、今週は調整程度」
◆マンカストラップ・伊藤大師 「状態はいいし、ダートの適性はある」
◆メイプルブラザー・上籠助手 「もともと時計の出る馬。状態はいいよ」
◆ラユロット・津曲助手 「先週で体も息もできている感じ。やりすぎないようにした」
◆ローズプリンスダム・畠山師 「攻め駆けするのでまずまずの動き」
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【小倉記念】追って一言
ベルーフ・去年(2着)よりもいいですよ
◆カフジプリンス・甲斐助手 「しまいを強め。併せてから一気に抜き去った。息の入りも良く、もう少しやれないか」
◆クランモンタナ・熊沢騎手 「(併せ馬で)食い下がっていた感じがあるし、自分からハミをとって集中していた。去年勝っているし、楽しみを持って乗りたい」
◆ケイティープライド・鮫島駿騎手 「先週ある程度時計を出しているので、今週はサラッと。内々で脚をためたいので内枠が欲しい。小回りは最適の舞台」
◆シャドウパーティー・森助手 「馬なりでしっかりと反応していましたし、動きはまずまず。力を出せればハンデ戦ですし、上位争いは可能」
◆スピリッツミノル・橋本助手 「先週やっているので、今週はしまいだけ。いい動きで、いい仕上がり。少頭数は歓迎」
◆タツゴウゲキ・梛木助手 「動きはすごくよかった。トモ(後肢)が良くなって間隔を詰めて使えるようにもなった。平坦小回りは合うし、スムーズな競馬をしてほしい」
◆フェイマスエンド・鮫島師 「馬なりだったけど、(松山)騎手もいい感触を持ってくれた。レース後の疲れもないし、上積みがあれば」
◆フェルメッツァ・松永幹師 「全体(時計)が速くならないようにしまいだけ。前走と同じぐらいのデキにあるし、小回りもいいと思う」
◆ベルーフ・池江師 「(動きは)いいですね。去年(2着)よりもいいですよ。この舞台は相性もいいので、今年こそは、という感じ」
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武豊が韓国で初騎乗へ!コリアC参戦へ
サトノダイヤモンドがフランス遠征に向け栗東へ帰厩
さらにパワーアップ!宝塚記念パスして正解!
G1・2勝馬サトノダイヤモンド(牡4、池江)が2日、フランス遠征に向けて栗東へ帰厩した。
帯同する僚馬サトノノブレス(牡7)とともに、元気な姿を見せた。天皇賞・春で3着に敗れた後は栗東近郊のノーザンファームしがらきで調整。
池江師は「宝塚記念に使えたぐらい状態は良かったけど、あそこで我慢したことでさらにパワーアップしている。パスして正解」と目を細めた。
12日から検疫に入り、18日に栗東を出発。成田発アムステルダム着の航空機で出国して、オランダからは陸路でフランス入りする。9月10日のフォワ賞(G2、芝2400メートル、シャンティイ)から10月1日の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、シャンティイ)を目指す。
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今週の小倉競馬で「ホワイト on ホワイト」が実現!?
これで1枠ならトリプルホワイト
白毛にぶち柄で人気を集めるシロニイ(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)が、短期免許で来日中のダグラス・ホワイト騎手(45)=香港=とのコンビで、8月6日の天草特別(1000万、小倉・ダート1700メートル)に出走する。
昨夏の新馬戦でコンビを組む予定だったが、短期免許期間の関係でかなわず、この夏にコンビ実現となった。
同馬を管理する池江調教師は「ホワイト on ホワイトですね。これで1枠なら(白い帽子で)トリプルホワイトですね」と笑顔。1週前の調教で騎乗したホワイト騎手も「芝向きの感じがしたが、芝、ダート両方とも走れそう」と好感触を得た様子だ。
前走の若葉S(4着)後に軽い骨折が判明したが、中間には栗東の坂路で51秒9をマークするなど動きは良好。2日の最終追いは53秒7―12秒2と鋭く伸びた。
池江師は「順調に回復して立ち上がりもスムーズ。言葉の通り、いい骨休めになった。雨が降っても大丈夫だし、パワーもある。古馬とも互角のいい動きをするので」と初の古馬相手でも好勝負を見据えた。
金子京介&菊池グリグリの週末レース展望
ダービー3着のアドミラブルが年内休養
脚部不安を発症
今年の日本ダービーで3着だったアドミラブル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、脚部不安を発症したことが2日、分かった。最低でも年内は休養に充てる見込み。
同馬は2連勝で臨んだ青葉賞をレースレコードで圧勝。続く日本ダービーでは1番人気に推されたが、惜しくも3着に敗れた。この秋は神戸新聞杯・G2(9月24日、阪神・芝2400メートル)から菊花賞・G1(10月22日、京都・芝3000メートル)へ向かうことを見据え、現在は北海道のノーザンファームへ放牧に出されていた。
音無調教師は「まだ、直接見たわけではないが、(牧場から)報告を受けました。菊花賞には出れませんし、年内は休むことになります。非常に残念です」と沈痛な表情だった。
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Kジョージ圧勝エネイブルは凱旋門賞直行へ
あえて実戦を挟まず
凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=仏シャンティイ)を占う一戦となったキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2400メートル)は、1番人気に推された英国調教の3歳牝馬エネイブルが優勝。古馬の一線級を突き放し欧州NO・1の座につきました。
通算成績は6戦5勝。今年初戦の一般戦(3着)で土がつきましたが、L・デットーリ騎手とコンビを組んだ5月の準重賞チェシャーオークスから危なげなく4連勝。6月の英オークス(G1)を5馬身差、7月の愛オークス(G1)は5馬身半差で優勝。古馬初対決となったキングジョージはやや重馬場で脚色が鈍るライバルを尻目に、残り200メートルから独走に入り2着のユリシーズ(牡4)を4馬身半ちぎりました。
欧州の2大競走と呼ばれるキングジョージと凱旋門賞を3歳で制した馬は牡馬の3頭のみ。71年ミルリーフ、86年ダンシングブレーヴ、95年ラムタラで、いずれも30年に1頭、いや50年に1頭とうたわれた名馬です。エネイブルのJ・ゴスデン調教師は、今後について凱旋門賞直行をにおわせています。馬がフレッシュな状態で本番を迎えるにはあえて実戦を挟まず、自厩舎のあるニューマーケットで調教した方が良いという判断によるものでしょう。
同馬にとっては未知のフランス。皐月賞にあたる仏2000ギニー(G1、芝1600メートル)と仏ダービー(G1、芝2100メートル)を連勝したブラムト(牡3)、7月のパリ大賞典(G1、芝2400メートル)を制したシャキール(牡3)という3歳馬や、昨年の仏ダービー、愛チャンピオンS、英チャンピオンSを制し、近々復帰予定のアルマンゾル(牡4)などのライバルが控えています。
18日にはサトノダイヤモンド(牡4、池江)も渡仏予定。無敵女王エネイブルをめぐり、シャンティイのひのき舞台を彩る顔ぶれが週を追うごとに絞り込まれていきます。
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ヨハネスブルグ産駒が7勝で2歳戦トップ
戸崎ダントツ9勝
6月に幕を開けた2017年の2歳戦は65の新馬戦、31の未勝利戦に「中京2歳S」「函館2歳S」を含めた98戦を消化。2016年・種牡馬リーディング27位のヨハネスブルグ産駒が短距離戦を中心に最多の7勝を挙げている。
次点でキンシャサノキセキ(函館2歳S勝ち馬カシアスなど)、ダイワメジャー(中京2歳S勝ち馬アマルフィコーストなど)産駒が6勝。ともにすでに2勝馬を輩出しており、今後のさらなる活躍が期待される。
さらにディープインパクト、新種牡馬ロードカナロアの産駒が5勝で続いている。ディープ産駒のワグネリアン、ジナンボーらは大物感が漂う。カナロア産駒のトゥザフロンティアも圧巻のデビュー戦だった。
一方、騎手別でみると今年もリーディング争いのトップに立つ戸崎が2歳戦でも9勝と強さを発揮。デムーロ、福永が7勝で追っている。
(2017年成績 7戦5勝 回収率 301.0%)重賞で稼ぐ予想
【DMMバヌーシー・椎名が見た】種牡馬になれば売却代金もゲット
1口1万円~4万4000円とリーズナブル
新しい一口馬主システムとしてスタートする「DMMバヌーシー」の記者発表会が1日、東京都港区のDMM.com本社で行われた。今年の募集馬9頭(2歳馬4頭、1歳馬3頭、当歳馬2頭)と1口の価格(最大1万口)が発表された。注目のキタサンブラックの全弟が最高価格の4万4000円で、募集開始は5日の20時から。どれだけの申し込みが集まるのか。DMMの新たな挑戦の今後が注目される。
募集馬のラインアップは、1口1万円~4万4000円と、リーズナブルなものとなった。決済を証券口座で行い、手数料を抑えるという“ウルトラC”で、最大1万口という超小口化に成功。良血馬の“オーナー”に気軽になれるメリットを強調した。一口クラブの良血馬は募集が殺到して買えないケースが少なくなかったが、この口数なら、その心配は少ない。預託料込みの価格で、追加の支払いがないのも、単純明快で分かりやすい。
日本ダービーを勝った場合、馬主の取り分は単純計算で2億円×80%=1億6000万円。その1万分の1だと、1万6000円。投資として割のいい商品とは言えないし、その点は野本巧取締役も強調した。それでも出資した馬が活躍した時に、「あの馬のオーナーなんだ」と自慢できる喜びは何ものにも代えがたい。
G1を勝ち、種牡馬になるようなら、その売却代金も入る。ここまでいけば、投資としての価値も出てくる。良血馬はそろっている。早い段階で大レースを勝ち、成功例を示せば、評価は一気に高まることになる。
伝統と前例を重んじる競馬界に、風穴を開ける革命的な試み。個人的には少なからず反発があるかと予想していたが、現時点で否定的な声はあまり聞かない。新しい形態に業界全体が注目し、期待しているのだろう。
これまでの一口クラブはファンと馬主という、それぞれの競馬の楽しみ方をつないだ。『DMMバヌーシー』はスマートフォンのアプリを通して購入するという形態も含め、さらにライトなファンが楽しめるはず。発表会に登場した池江調教師は「つらいことも1万倍かもしれないけど、ハッピーも1万倍になる」とその理念に賛同した。会員数の多さが大きなうねりとなれば、新たな競馬ブームにつながる可能性もある。(椎名 竜大)
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