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【凱旋門賞】ダイヤ“最大の敵”断然1番人気の怪物エネイブル

現在G1・4連勝中で欧州最強と目される“怪物”

日本馬の悲願を目指すサトノダイヤモンド(牡4=池江)とサトノノブレス(牡7=同)に立ちはだかるのは――。仏G1「凱旋門賞」(10月1日、シャンティイ芝2400メートル)でライバルとなる世界の強豪馬をチェックする。今年最大の敵は英国の3歳牝馬・エネイブルで間違いない。ブックメーカーでも圧倒的な1番人気を誇り、現在G1・4連勝中で欧州最強と目される“怪物”だ。

 今年の凱旋門賞の主役は?競馬関係者にこう問えば、よほどのひねくれ者でない限りは「エネイブル」と答えるだろう。英ゴスデン厩舎が管理する、ナサニエル産駒の3歳牝馬は、今春の欧州の競馬シーンを席巻した。キャリアわずか3戦で臨んだ英オークスを5馬身差で圧勝すると、続く愛オークスも楽勝。エリザベス女王杯連覇で、日本でもおなじみのスノーフェアリー以来となる、英愛オークス制覇を、いとも簡単に成し遂げた。

 快挙から2週間後には、上半期の欧州最強馬決定戦である英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスSに参戦。初の古馬相手も何のその。2着ユリシーズに4馬身半差をつける完勝だった。そのユリシーズは、その後に英G1インターナショナルSを勝っており、エネイブルが現時点で欧州最強の座に就いているのは間違いない。先月出走したヨークシャーオークスも危なげない内容で制し、現在G1・4連勝中。4戦合計で2着馬につけた着差は20馬身。そんな怪物牝馬が、4歳以上牡馬より4・5キロ軽い55キロで出走するのだから、優位は動かない。

 これまで通りのパフォーマンスを発揮すれば、再び圧勝の可能性は高い。唯一の不安は、多頭数と高速決着への対応だろう。ペースメーカーも出走する凱旋門賞は08年以降、16頭以上の多頭数で行われている。シャンティイで行われた昨年の勝ちタイムは2分23秒61。エネイブルは最多で10頭立てまでしか経験がなく、芝2400メートルの持ちタイムは2分32秒台。例年通りの多頭数で良馬場なら、フルゲートと高速馬場に慣れているサトノダイヤモンドに付け入る隙が生まれる可能性は十分ある。

 ◆凱旋門賞 1920年に創設され、今年で96回目を迎えるフランスの国際G1競走。50年代以降に欧州競馬の最高峰レースとして定着。ロンシャン競馬場の芝2400メートルが舞台だが、昨年と今年は同競馬場が改修工事中のため、シャンティイ競馬場で代替開催となっている。17年の賞金総額は500万ユーロ(約6億6200万円)、1着賞金は285万ユーロ(約3億8200万円)。せん馬には出走資格がない。欧州調教馬以外は2着が最高。

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