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【新潟2歳S】コーディエ衝撃V再び!

前走6馬身差圧勝

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今週の新潟メインは、出世レースとして注目される新潟2歳S(27日、GIII、芝1600メートル)。ジャスタウェイハープスターイスラボニータなどがこのレースをステップに飛躍しており、今後を占う意味でも重要度は高い。今年、期待されるのは前走の未勝利戦で6馬身差の圧勝劇を演じたコーディエライトだ。兄姉も早い時期に活躍している血統馬。来春に向けて、西からヒロイン候補がやってくる。

 鮮やかすぎる勝ちっぷりが、さらに期待を膨らませる。デビュー2戦目で衝撃の圧勝を飾ったコーディエライト。その勢いに乗って、新潟の2歳頂上決戦に挑む。

 「スムーズにリズム良く走れたのもあるけど、この時期にあれだけ引き離すとはね。強かった」

 佐々木調教師が2着に6馬身差をつける大楽勝に目を細めた。1200メートルの初戦は、他馬を気にして3着に終わったが、1400メートルの2走目で激変。先手を奪いマイペースの逃げに持ち込むと、抜群の手応えで後続をグングン引き離した。

 中間は放牧を挟み、帰厩後の調整も順調だ。16日の1週前追い切りでは坂路で4ハロン52秒8(ラスト1ハロン12秒4)をマークし、大幅に自己ベストを更新。短期間での成長を指揮官も実感する。

 「いい動きだったね。いいときに休ませることができた。すごくパワーアップしているし、体もふっくらして、いい感じだね」

 半兄サフィロスは2014年のGII京王杯2歳S2着馬。また、同厩舎に所属した全姉ローガンサファイアは2歳夏に新馬戦を勝ち、3歳時にもマーガレットS(OP)を勝つなど早期から活躍した。血統背景からも、完成度の高さがうかがえる。

 「普段はカリカリしていてもレースに行けば融通が利く。操縦性が違うし、マイルくらいが一番いいと思う。スムーズに運べればハナにもこだわらない」

 佐々木調教師は、これまで新潟を除くJRAの9場で重賞Vを飾っており、今回は全10場制覇の偉業がかかっている。

 「今年は抜けた馬もいないみたいだし、チャンスはありそうだね。狙ってみようかな」

 大記録へ色気を見せるのも愛馬の可能性を信じているからこそ。高いスピードとセンスを兼ね備えたコーディエライトが“実りの秋”へと続く新潟の長い直線を先頭で駆け抜ける。 (斉藤弘樹)

★展望

 キャリアの浅い馬同士で力量比較は難しいが、過去の傾向からは差し・追い込みタイプが優勢。鋭い決め手でマイル戦を制したオーデットエールやエングローサーが有力視されるが、1400メートル戦の勝ちっぷりが目立ったシンデレラメイク、コーディエライト、ムスコローソ、プレトリアも、距離延長の不安を感じさせない内容だった。スケールの大きさを示したグランデウィーク、中間の気配の良さが目立つフロンティア、兄が昨年3着だったテンクウなども素質は十分。混戦が予想される。

headlines.yahoo.co.jp