【秋華賞馬体診断】ディアドラ
【ディアドラ 評価A】
春は強行軍と思えるローテーション。中1週で挑んだオークス1週前は、メリハリを欠き股あたりが少しへこんだシルエット。馬体診断では下降気味の状態と判断したが、結果は中身の濃い4着だった。
これは心身両面でこの馬がタフということを物語っている。北海道→中山のローテは、この時期の3歳牝馬でもこたえそうだが、相変わらずボリューム満点の体つき。とりわけ股部分が膨らみ筋肉の質感は前走以上だ。
京都の二千を考慮すればもう少しシャープさも欲しいが、状態そのものはますます快調だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉ルメールを背に栗東坂路で4F54秒4-12秒2(G強め)。テンからスムーズに折り合い、ラストはスパッと切れた。一連のいい状態をキープしている。
【秋華賞馬体診断】リスグラシュー
【リスグラシュー 評価A】
ローズSは、デビュー戦と比較しても4キロ増の436キロ。シルエットの全体像は、正直大差はない印象を受ける。
もちろん、今回も腹のラインはシャープだが、あばらを見せながらもトモがパンパンに膨らんでいるのは、間違いなくプラスでしかない。
光沢の問題はあるものの、以前の写真よりは張りツヤも良く、スラッとした中にもメリハリがありバランス自体も良化。ローズSをひと叩きしたことで、心身ともにピリッとしてきたのは強調材料だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉武豊を背に栗東坂路で4F51秒8-12秒5(G強め)。僚馬に1馬身半先着。力強い脚さばきでグイグイと駆け上がり、ラストまで鋭く伸びた。
【秋華賞馬体診断】モズカッチャン
【モズカッチャン 評価B】
春に比べるとキ甲は抜けてきたが、相変わらず頭が高い位置にありトモ高のシルエット。前走のローズSは自己最高体重の482キロだったが、重め感なく仕上がっており、成長を感じさせた。
ただ、この中間はさらにボリュームのあるふっくらとしたフォルムで、トモの丸みもオークスよりは上のイメージだ。週末と来週の追い切りでしっかりと負荷をかけ、筋肉を凝縮させて張りが出てくれば理想の仕上げと言っていいだろう。現時点ではAに近いB評価だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F56秒3-12秒7(G強め)。テンからスムーズに折り合い、最後まで集中して走れていた。ひと叩きされたことでガス抜きができた印象。
【馬場情報】京都競馬場
(芝)良/(ダート)良
10月6日(金)正午現在の京都競馬場の馬場状態は以下の通り。
天候:雨
馬場状態:(芝)良/(ダート)良
(芝の状態)
Aコース(内柵を最内に設置)を使用。
第3回京都競馬終了後、向正面、内・外回り3~4コーナー及び正面を中心に約15,000平方メートルの芝張替作業を行うとともに、コース全面の更新作業を行った。その後、肥料散布・散水等の生育促進に努め、9月上旬にオーバーシードとして洋芝を播種した。野芝及び洋芝とも順調に生育しており、全体的に良好な状態。
(芝の草丈)
芝コース:野芝約10~12cm、洋芝約12~16cm
障害コース:野芝約12~14cm
(中間の降水量)
2日(月)に31.5ミリ、3日(火)3.5ミリ、6日(金)は正午までに1ミリの降水を記録。
(中間の作業内容)
芝コース
3日(火)~4日(水)殺菌剤を散布。
ダートコース
3日(火)~5日(木)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)。
障害コース
特記する作業はない。
(JRA発表)
【馬場情報】東京競馬場
(芝)良/(ダート)良
10月6日(金)正午現在の東京競馬場の馬場状態は以下の通り。
天候:曇
馬場状態:(芝)良/(ダート)良
(芝の状態)
Aコース(内柵を最内に設置)を使用。
第3回東京競馬終了後、傷んだ向正面、3~4コーナー及び正面を中心に約29,000平方メートルの芝張替作業を行うとともに、コース全面の更新作業を行った。その後、肥料散布・散水等の生育促進に努め、9月上旬にオーバーシードとして洋芝を播種した。野芝及び洋芝ともに順調に生育しており、全体的に良好な状態。
(芝の草丈)
芝コース:野芝約10~12cm、洋芝約12~16cm
障害コース:野芝約10~12cm、洋芝約10~14cm
(中間の降水量)
29日(金)に0.5ミリ、2日(月)に2ミリの降水を記録。
(中間の作業内容)
芝コース
2日(月)芝刈りを実施。4日(水)肥料を散布。
ダートコース
2日(月)~6日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)。
障害コース
30日(土)芝刈りを実施。3日(火)殺菌剤、殺虫剤を散布。5日(木)肥料を散布。
(JRA発表)
オークス馬ソウルスターリングは1枠1番/毎日王冠枠順
第68回毎日王冠の枠順
8日に東京競馬場で行われる、第68回毎日王冠(3歳上・GII・芝1800m)の枠順が6日確定した。
今年のオークス馬ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は1枠1番に入った。発走は15時45分。枠順は以下の通り。
( )内は性齢、騎手・調教師
1-1 ソウルスターリング(牝3、C.ルメール・藤沢和雄)
2-2 マカヒキ(牡4、内田博幸・友道康夫)
3-3 ダイワキャグニー(牡3、北村宏司・菊沢隆徳)
4-4 アストラエンブレム(牡4、戸崎圭太・小島茂之)
5-5 ヒストリカル(牡8、田中勝春・音無秀孝)
5-6 マッチレスヒーロー(牡6、吉田隼人・金成貴史)
6-7 グレーターロンドン(牡5、田辺裕信・大竹正博)
6-8 リアルスティール(牡5、M.デムーロ・矢作芳人)
7-9 ヤングマンパワー(牡5、石橋脩・手塚貴久)
7-10 ワンアンドオンリー(牡6、横山典弘・橋口慎介)
8-11 ウインブライト(牡3、松岡正海・畠山吉宏)
8-12 サトノアラジン(牡6、川田将雅・池江泰寿)
※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。
ステルヴィオは8枠16番、ダノンプレミアムは1枠2番/サウジアラビアRC枠順
第3回サウジアラビアロイヤルCの枠順
7日に東京競馬場で行われる、第3回サウジアラビアロイヤルC(2歳・GIII・芝1600m)の枠順が6日確定した。
新馬戦・コスモス賞と2連勝のステルヴィオ(牡2、美浦・木村哲也厩舎)は8枠16番、新馬戦圧勝のダノンプレミアム(牡2、栗東・中内田充正厩舎)は1枠2番に入った。発走は15時45分。枠順は以下の通り。
( )内は性齢、騎手・調教師
1-1 エングローサー(牡2、三浦皇成・清水久詞)
1-2 ダノンプレミアム(牡2、川田将雅・中内田充正)
2-3 シュバルツボンバー(牡2、福永祐一・須貝尚介)
2-4 ボウルズ(牝2、小牧太・小崎憲)
3-5 ハクサンフエロ(牡2、石橋脩・牧光二)
3-6 ダブルシャープ(牡2、石川倭・米川昇)
4-7 スターリバー(牝2、大野拓弥・萱野浩二)
4-8 メルムサール(牡2、江田照男・田中剛)
5-9 コスモインザハート(牡2、柴田大知・西園正都)
5-10 バイオレントブロー(牡2、内田博幸・佐々木晶三)
6-11 マイネルサイルーン(牡2、津村明秀・清水英克)
6-12 メイショウドウドウ(牡2、吉田隼人・荒川義之)
7-13 カーボナード(牡2、岩田康誠・栗田徹)
7-14 テンクウ(牡2、田辺裕信・奥村武)
7-15 ソイルトゥザソウル(牡2、田中勝春・高市圭二)
8-16 ステルヴィオ(牡2、C.ルメール・木村哲也)
8-17 スワーヴエドワード(牡2、四位洋文・国枝栄)
8-18 ルッジェーロ(牡2、戸崎圭太・鹿戸雄一)
※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。