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【中京記念】ワンアンドオンリー「ジョッキーの進言で久しぶりのマイル戦へ」

先につながる競馬ができれば

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中京記念(日曜=23日、中京芝1600メートル)注目馬18日朝の表情:栗東】最重量58キロを背負うダービー馬ワンアンドオンリー陣営は復活に期待を寄せた。

 橋口調教師「ジョッキー(横山典)の進言で久しぶりのマイル戦への出走。ハンデは仕方ないし、位置を取れるかも分かりませんが、先につながる競馬ができれば」

 

 

エアスピネルがC・ルメール騎手とのコンビで札幌記念へ

現在は函館競馬場で調整中

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安田記念5着のエアスピネル栗東笹田和秀厩舎、牡4)は、札幌記念(8月20日、GII、札幌、芝2000メートル)で戦列に復帰する。笹田調教師が19日、明らかにしたもので、鞍上はクリストフ・ルメール騎手(38)=栗東・フリー=の予定。

 現在は函館競馬場で調整中。笹田調教師は「いくらか疲れが見えたので、涼しいところに連れていった。今週あたりから調整のピッチを進めたい」と語った。秋は天皇賞・秋(10月29日、東京、GI、芝2000メートル)からマイルCS(11月19日、京都、GI、芝1600メートル)の予定だが、騎手は未定。

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三浦皇成、復帰に向けて会見 「手術は計5回」

「家族の支えが一番大きく、退院からあっという間」

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昨年8月14日の札幌競馬で落馬して、骨盤骨折などの重傷を負って戦列を離れていた三浦皇成騎手(27)=美浦鹿戸雄一厩舎=が19日、美浦トレセンで取材に応じた。18日には負傷後初めて美浦トレセンでの調教に騎乗。19日も2頭の調教に騎乗して、復帰に向けた準備を進めている。順調なら、落馬事故からちょうど1年後の開催となる1回札幌3週目(8月12、13日)での復帰を視野に入れている三浦騎手に今の思いを聞いた。

 ―1年ぶりの復帰が見えてきた今の心境は。

 「長かったな、というのが一番ですが、騎手として馬の上に戻れることをとてもうれしく思っています」

 ―復帰までの経緯は。

 「落馬負傷後、1か月くらいは札幌の病院に入院していました。そこで3回手術をして、そこから茨城の病院へ転院しました。手術をしながら、12月までは病院で過ごしていました。退院後2、3か月ほどリハビリをして、体が動くようになってきたので、復帰に向けてトレーニングを積んできました。5月にプレートを抜く手術をして、手術は計5回になります」

 ―リハビリで一番辛かったのは。

 「骨盤が複雑に折れて原型をとどめておらず、神経がはさまっていたので、最初は左脚が動かない状態からのスタートだった。脚が動かない状態から動かすということが一番大変でした」

 ―絶望的な気持ちにはならなかった?

 「最初は命が助かって良かったと医者に言われた状態でした。騎手に戻れるかわからないし、いい期待はしないでください、と。何が起こったのか分からない状態から、日に日に自分の置かれた状況に気付いて不安にもなりました。でも、絶対に(騎手に)戻れるという自信があったので、どん底に落ちたというのはなかったですね」

 ―1年は長かった?

 「最初の入院時はベッドの上で動けない状態で何か月もいたので長かったが、家族の支えが一番大きくて、退院してから今日まではあっという間でした」

 ―休んでいる間の気持ちの変化は。

 「騎手を目指した昔の自分を思い出して、自分をゆっくり見つめ直す時間にもなりました」

 ―18、19日と久しぶりに競走馬にまたがった感触は。

 「乗馬には乗っていたけど、競走馬は全然違う。約1年ぶりで、楽しみと不安な気持ちで前日はドキドキしていました。18、19日と2頭ずつ乗りましたが、自分の居場所はここなんだという感覚で、居心地が良かったです」

 ―今後の予定は。

 「8月12、13日に復帰という報道がありましたが、落ちた時と同じ週に落ちた場所で復帰したいという思いが自分でもありました。追い切りに乗っても違和感はないですし、そこに向けて、美浦でしっかり調教を積んでいきたいです」

 ―落ちた札幌で乗るのは勇気がいると思うが。

 「怖いとかそういう気持ちは一切なく、このまま終わったほうが変な恐怖心が残ってしまうのではないかと。北海道シリーズにはさまざまな思い出がありますし、自分の中でも存在として大きな競馬場。リハビリ、トレーニング中も、そこで復帰したいという気持ちは揺るがなかったです」

 ―ファンに向けてメッセージを。

 「休んでいる間もファンレターをたくさん頂いて、ひとつひとつの言葉に本当に勇気づけられました。これからは騎手の姿で恩返ししていけたらと思います。まずは復帰に向けて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」

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レイエンダ札幌開幕週デビューへ 

今年のダービー馬レイデオロ全弟

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早くも大物感が漂っている。今年のダービー馬レイデオロの全弟レイエンダ(牡2歳、父キングカメハメハ美浦・藤沢和)。「16日、きょう(18日)は馬場を見せた。環境に戸惑うようなところは見られないね」と大江原助手は函館入厩後の様子を語る。初陣は30日の札幌5R(芝1800メートル)を予定しているが、「札幌までは輸送時間が長いからね。まずは函館に入れて、今週末に札幌へ移動する予定」と今後のプランを語った。

 10月の東京開催だった兄より、ひと足早いデビューとなる。「現時点でお兄さんよりしっかりしている」と藤沢和師はうなずく。師は祖母レディブロンド、母ラドラーダも管理していた。「この血筋は普段カリカリするようなところがあっても、実戦でしっかり走ってくれる。この馬もそう。いいものを持っている」と素質の高さを買っている。兄と同様に期待を背負う弟が、札幌でどんな走りを見せるか注目だ。

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トゥザフロンティア自慢は瞬発力 

良血馬が22日デビューへ

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22日の中京5R(芝1600メートル)でデビューを迎えるトゥザフロンティア(牡、父ロードカナロア栗東・池江)。母は01年のエリザベス女王杯を制したトゥザヴィクトリー、兄に重賞5勝馬トゥザグローリー、14年有馬記念2着馬トゥザワールドなど活躍馬が名を連ねる血統だ。

 池江師は「順調に乗り込んでいるし、調教もしっかり動けています」と仕上がりに胸を張る。「母は相当激しい気性でしたが、この馬は自分を見失わないというか、すごくしっかりしている。切れと瞬発力がありますね」と長所を挙げた。初戦から期待は高まる一方だ。

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凱旋門賞戦線で英愛オークス馬が一気に評価上昇

サトノダイヤモンドの強力なライバルに

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現地時間15日、アイルランドカラ競馬場で行われた愛オークス(G1、3歳牝馬、芝2400m)は、2番手でレースを進めたL.デットーリ騎手騎乗のイネーブル(牝3、英・J.ゴスデン)が直線に入って先頭に立つとそのまま後続を突き放し、2着のレインゴッデスに5馬身半の差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2:32.13。

 イネーブルは自身と同じゴスデン厩舎の所属で2011年キングジョージ(英G1)の優勝馬ナサニエルの初年度産駒。昨年11月にデビューし、3戦のキャリアで挑んだ今年の英オークスを5馬身差で圧勝、続くこのレースでも圧勝と、印象的なパフォーマンスを続けている。通算成績は5戦4勝。英愛オークス制覇は日本のエリザベス女王杯(G1)を連覇したスノーフェアリー以来7年ぶりの快挙。

 この勝利によりイネーブルは欧州の各種ブックメーカーで、今年の凱旋門賞の2番人気にまで評価を上げている。1番人気は今年まだ出走がないがG1・3勝を含む5連勝中の4歳馬アルマンゾル。日本のサトノダイヤモンドは5番人気前後の評価となっている。凱旋門賞はここ10年で3歳牝馬が3勝しており、イネーブルサトノダイヤモンドの強力なライバルの1頭になりそうだ。

 またその他には、今年の仏2000ギニー仏ダービーを制し二冠に輝いたブラムトが7戦6勝・2着1回とパーフェクトな戦績を誇り、こちらも要注目。アイルランドハイランドリールは3カ国に渡りG1を6勝、JRAの海外馬券発売レースにも既に3回出走しており、日本にも名前を覚えている競馬ファンは多いだろう。サトノダイヤモンドを含むここまでの5頭が上位人気勢を形成している。

 今年のドバイシーマクラシック(首G1・芝2410m)を制したジャックホブスは前走・プリンスオブウェールズSで初の大敗を喫した影響か、評価を下げている。今月のサンクルー大賞(仏G1、芝2400m)を勝ったザラック、先日のパリ大賞(仏G1、芝2400m)を勝ったシャキール、英愛ダービーで2,3着のフランケル産駒クラックスマンなども上記5頭同様の評価はブックメーカーではされていない。

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あのDMMが競馬を変えるか。

キタサン全弟ほか、良血馬をまとめ買い

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今回で20回目の節目となる開催で、例年、売上額の上昇がとどまるところを知らないこのセールだが、既にスポーツ紙等の報道でもあったように、今年もその数字を伸ばし、2日間で1歳馬と当歳馬の合計462頭が上場、そのうち406頭が売却されて、落札総額は173億2700万円(税抜き、以下同)と、5年連続で過去最高を更新した。内訳として、1億円以上の取引値がついた馬は、昨年の23頭を大きく上回る32頭に上った。これに呼応するように、1億円より下の価格帯でも、軒並み取引が活発となり、全体の売却率、平均価格も上昇し、過去最高額につながることとなった。

 その要因のひとつとして考えられるのが、この1年でのセレクトセール出身馬による好成績だ。一昨年のセレクトセール以降の1年間でGI勝利ミッキークイーン秋華賞のみだったのが、昨年のセレクトセールからの1年間では合計8つのGI(海外を含む)勝利を記録した。

 とりわけ大活躍だったのは、「サトノ」の冠名でおなじみの里見治氏の所有馬だ。サトノダイヤモンドサトノクラウンでGIを各2勝、サトノアラジン、そしてこのセール出身ではないがサトノアレスでGIを1勝ずつと、これまでGIを勝てそうで勝てなかったのが嘘のような快進撃を見せている。ここ数年は億単位の高額購買の常連で、もともとの潤沢な資金に加え、今年はレース賞金も加わったため、今回はより多くの購買が予想されていた。

 実際、その期待に応えるような高額落札を連発した。中でも、上場番号107の母リッスンの2016(牡1歳/父ディープインパクト)は、2億7000万円と、1歳セッションでの最高値を記録。これを含めて、ディープインパクト産駒6頭、ロードカナロア産駒1頭の”億超え”ホースを購買。総額では16億9700万円とセリ参加者の中でもダントツ、里見氏自身としても昨年の13億2700万円を3億以上も超える購買となった。

 昨年、アイルランドの競走馬グループ、クールモアとの競りをジャパンマネーで退けたように、今年も存在感を示した里見氏であったが、2日目の当歳セッションで上場番号362イルーシヴウェーヴの2017(牡0歳/父ディープインパクト)を巡っては、超高額の攻防の末に敗れることとなった。2日間を通じて最高落札額の5億8000万円で落札したのは、「アドマイヤ」の冠名でおなじみの近藤利一氏だった。今年、GIヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリードもこのセール出身だ。

 3億を超えてからの攻防は間髪入れずに1000万円単位で入札額が上乗せされていく、まさに札束のボクシング。かつてはセレクトセールにおいて「億超え」購買の常連だったが、ここ数年は大きな買い物は少なかった近藤氏。「まだまだ健在という意地を見せたかった」と、久々に「らしさ」を見せて、ノーガードの打ち合いを制した形となった。

 

このほか、「ダノン」の冠名でお馴染みの(株)ダノックス、「ミッキー」冠名の野田みづき氏も例年どおりの購買力を見せていた。

 一方で、昨年までよりもトーンが落ち着き気味だったのが、昨年の日本ダービーマカヒキで制した金子真人氏(名義は(株)金子真人ホールディングス)や、「トーセン」の島川隆哉氏といった面々。それでも全体が盛況であった要因は、新世代の台頭にあった。

 中でも大きなインパクトを残したのは、動画配信やオンラインゲームなどのネットエンターテインメントの巨艦、DMMの参入だった。

 今年のセレクトセールで、GI馬の全きょうだい(父も母も同じ)の上場馬は、ラヴズオンリーミーの2016(牝1歳/父ディープインパクト、全兄リアルスティール)、ドナブリーニの2017(牝0歳/父ディープインパクト、全姉ジェンティルドンナ)、シュガーハートの2017(牡0歳、父ブラックタイド、全兄キタサンブラック)の3頭のみだったが、DMMはこの3頭を根こそぎ持っていってしまったのだ。同社は既に新規クラブ法人馬主の準備体制を整えており、今年中にはサービスを開始する見込みだ。これまでは1頭に対し、多くても400口に分けて出資するのが主流だったものを、1頭1万口で募集し、より手軽なクラブ法人を目指すのだという。購入した3頭は、血統に詳しくなくてもわかりやすい良血で、このことからも、入念に血統や馬体を検討するファンではなく、よりカジュアルに「名馬の弟(または妹)」を持ちたいといった層がメインターゲットであることが伝わってくる。

 はたして新たなタイプの「一口馬主」は今後、競馬サークルにどのような風を吹き込むだろうか。

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三浦皇成 昨夏の落馬負傷後に初調教

8月12日札幌で復帰へ

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昨夏の札幌競馬で落馬し、肋骨や骨盤の骨折などの重傷を負った三浦皇成(27=美浦・鹿戸)が18日朝、事故後初めて美浦トレセンで調教に騎乗した。

 北C(ダート)コースでウインオリアート(古馬1600万下)、アウデンティア(2歳新馬)の2頭にまたがり、軽めのキャンター。久々に競走馬の背中の感触を味わった。今後も継続的に騎乗し、早ければ8月12日の札幌競馬での実戦復帰を目指す。

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西高東低打破へ美浦7厩舎がウオーキングマシン導入

価格は1000万円以上。約半分をJRAが負担

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今春、栗東に先駆け、美浦ウオーキングマシンが導入された。馬の運動量を確保できると同時に、スタッフに時間的、精神的な余裕が生まれつつある。「マシン1期生」ともいうべき、ロードクエストの半弟ロードトレジャー(小島茂、父プリサイスエンド)が今週の土曜中京でデビュー予定。いきなり成果が見られるか!?

 西高東低の現状打破へ、美浦が秘密兵器ウオーキングマシン(以下、マシン)を導入した。価格は1000万円以上。約半分をJRAが負担することで、新厩舎に引っ越した(予定も含む)12厩舎のうち7厩舎が導入できた。数種類あるが、直径は約15メートルほど。人間がジムで使うマシンのように地面が動くのではなく、中心から伸びたアームとつながった壁が後ろから迫ってくる形。ビルにある回転扉の大きいもの、といえば想像できるだろうか。

 当方も体験してみたが、基本的スピードの時速6キロでもかなり速く、すぐにジョギングになってしまう。また馬が前後の扉に触れると「ドン」という軽い電気ショックがあると聞き、恐る恐る触れてみると、「ドン」というより「ピリッ」という感じだった。

 マシンを導入した小島茂厩舎では、調教前に約1時間、午後に約10~15分間、歩かせている。師は「育成牧場にはほぼ100%(マシンが)ある。だから馬は慣れている」と言う。時々立ち止まって後ろから壁に押される馬もいるが、電気ショックもあり、ほとんどすぐに慣れるという。そして「曜日や馬によってスピードの変化もつけられるし、こちらの思う通りの運動量が確保できる。(マシンを入れてから)運動量は1、2割増えた」と続けた。引き運動や乗り運動は強い馬づくりのために重要だが、人間の能力には限界がある。これをマシンに任せることによって、平均的に馬に負荷をかけられるようになった。

 一方、人間サイドにも、馬が歩いている間に別の作業ができる余裕が生まれた。「3場開催の週末など、皆、追い掛けられた中で仕事をしていた。それ以外にも冠婚葬祭や有給休暇などもあり、人数、時間はギリギリだった。せかされて仕事をすると労災も起きかねないからね」と時間的、精神的な効果を強調。逆に馬とのコミュニケーションが減るという声もあるが、「それは他で(コミュニケーションを)取ればいいこと」と気にしていなかった。

 今週の土曜中京5R(芝1600メートル、22日)に、入厩以来このマシンで調整されてきたロードトレジャーがデビューする。重賞2勝で、昨年のNHKマイルC2着のロードクエストの半弟。13日にはウッドで兄と併入するなど、仕上がりも上々だ。師も「すぐに効果が出るものではないが、楽しみにしている」と大きな期待を掛ける。「マシン1期生」の走りに、注目だ。【栗田文人

 

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【中京記念】レース展望

サマーマイルシリーズ初戦のハンデGIII

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夏の中京開催も最終週。日曜メインにサマーマイルシリーズ初戦のハンデGIII中京記念(芝1600メートル)が行われる。今年で65回目。中京競馬場で施行される重賞の中では最も古い1953年創設のレースだ。

 ブラックムーン栗東西浦勝一厩舎、牡5歳)は、前走の米子S(阪神、芝1600メートル)をコースレコードの1分31秒9で制した。以前から瞬発力には定評があったが、近走の走りを見るとより一層威力が増してきたようだ。ハンデの57キロはやや見込まれた印象だが、オープン2勝の強い内容を思えば、納得の数字か。中京は3歳時に1戦(フローラルウォーク賞3着)したのみだが、同じ左回りの東京と新潟でそれぞれ1勝しており、問題はないだろう。重賞初制覇のチャンスだ。

 ウインガニオン(栗東西園正都厩舎、牡5歳)は先手を取ればしぶといタイプで、谷川岳S、パラダイスSとオープン特別を逃げて連勝中。中京コース(芝)も条件戦ながら2戦2勝と相性は抜群だ。全7勝を4月~8月に挙げており、夏場は得意。こちらも重賞未勝利でハンデ57キロだが、これといった同型馬がいないだけに、3連勝の可能性も十分にある。

 グランシルク(美浦戸田博文厩舎、牡5歳)はオープン昇級後は7、2、3、3、2着と大崩れしていない。しまい一手の極端な脚質で展開に左右されるが、良馬場での切れ味勝負は望むところ。56キロのハンデも想定内だろう。先週、JRA通算2000勝を達成した福永祐一騎手とのコンビで重賞初Vを狙う。

 ダノンリバティ(栗東音無秀孝厩舎、牡5歳)は芝、ダートを問わずに走り、重賞で毎日杯、レパードS、シリウスS、関屋記念と2着が4度ある。もうワンパンチ欲しいが、ハンデ56キロなら上位争いを演じても不思議はない。

 トップハンデは58キロのワンアンドオンリー栗東橋口慎介厩舎、牡6歳)。2014年の日本ダービー馬で、続く神戸新聞杯を最後に勝利から見放され、最近は中長距離路線で掲示板にも載れないレースが目立つが、初勝利を挙げた芝1600メートルが刺激になって変わる可能性があるかもしれない。騎手の進言もあって距離を短縮してきただけに、最もいいときを知る横山典弘騎手のレースぶりにも注目したい。

 同厩のピークトラム(牡6歳)は昨年の2着馬。ムラ駆け傾向が強く、アテにしづらいが、前走の谷川岳Sで背負っていた58キロから2キロ減の56キロで、鞍上が武豊騎手なら注目できる。

 マイル戦なら左右の回りを問わず、大崩れが少ないグァンチャーレ栗東北出成人厩舎、牡5歳)=55キロ、ダービー卿CT4着以来4カ月ぶりでも動きの良さが目立つマイネルアウラート(美浦高橋裕厩舎、牡6歳)=57キロ、昨年3着のケントオー(栗東・西橋豊治厩舎、牡5歳)=56キロ、オープン特別3勝のサンライズメジャー(栗東・浜田多実雄厩舎、牡8歳)=57キロ、2走前にオープンの六甲Sを勝っているアスカビレン(栗東中尾秀正厩舎、牝5歳)=54キロ=などもマークしたい。

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競走馬の熱中症対策 レース後、馬に水を浴びせるなど様々な工夫

人も馬も熱中症対策を十分にとって競馬を楽しみたい

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 16日の中京競馬場。レースを終えたばかりの馬が検量室脇で水を浴びていた。その理由は、暑さ。中京競馬場の隣、名古屋市では11日連続で最高気温30℃以上の真夏日を記録している。夏の明るい日差しは子どもの頃の夏休みを思い出しワクワクさせてくれるが、全力でレースに挑む競走馬にとっては辛い環境とも言える。

 最高気温34.7℃(名古屋)をマークしたこの日も、レース後に馬に水を浴びせる光景がたびたび見かけられた。

 ホースを片手に小崎憲調教師は理由をこう説明した。

「うちの厩舎では今回の中京開催から毎回やることにしています。体に熱がこもっているから、冷ましてあげないとね」

 熱中症の原因は気温だけでなく、湿度や風の有無なども関係するという。無事に厩舎まで帰れるよう、こういった念のための対策が大切になってくるのだろう。

 避けられぬ暑さへの対策としてJRAではこのように長いホースを検量室脇に設置する以外にも、夏季開催のパドック周回時間を若干短くしたり、装鞍所・パドック・レース前の待避所それぞれにミストやサーキュレーターを設置するなど工夫を施している。

 応援するファンも、走る馬も暑い夏。一方で、かつて小倉記念を連覇したメイショウカイドウ函館記念3連覇のエリモハリアーのように夏に大活躍する馬の出現が楽しみな季節でもある。

 万全の状態でレースを迎え、無事に帰路につけるよう、人も馬も熱中症対策を十分にとって競馬を楽しみたい。

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【2歳勝ち馬診断】強烈な末脚のワグネリアン、来春の主役に名乗り

競馬が上手で満点。このまま順調にいってくれれば

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ワグネリアン(牡、栗東友道康夫厩舎)、父ディープインパクト、母ミスアンコール、馬トクPOG指名者数279人】

 評判馬がそろった16日の中京5Rの2歳新馬(芝2000メートル、10頭立て)は、1000メートル通過が67秒0の超スローペースの中、1番人気ヘンリーバローズをマークしながら運んだワグネリアン(牡、栗東友道康夫厩舎=ディープインパクト産駒)が上がり3ハロン32秒6の強烈な末脚で、ゴール前のマッチレースを鼻差制して初陣を飾った。勝ちタイムは2分4秒7。

 福永は「言うことがない。競馬が上手で満点。このまま順調にいってくれれば」。友道調教師も「普段から無駄なことをしないし、瞬発力がある。来年を楽しみにしながらやっていく」と、ともに期待感十分のコメント。

 金子真人HDブランドの結晶だ。父ディープインパクト、母の父キングカメハメハ、祖母ブロードアピール(母ミスアンコールも)と、全てが金子オーナーの所有馬。

 全姉の2頭は、馬格がなかったり、さばきに硬さがあったりして、大成しなかったが、牡馬に出た本馬は、ダート重賞5勝の祖母の切れ味を芝の瞬発力に転化できる才能に恵まれた。

 4角付近では、急激なペースアップにとまどったヘンリーバローズに対し、こちらはスムーズに加速。直線でも鞍上の指示に瞬時の反応、ヘンリーの前に出ると、そのま差し返しを許さず押し切った。

 とにかくスローの究極の上がり勝負でディープインパクト産駒にかなうはずがない。レースラップ11秒2―10秒9―11秒0を上回る時計を刻みながら、後続を5馬身ちぎるパフォーマンス。上位2頭とも、今後順調に成長すれば、クラシックへと進む器だろう。

 ただ近年クラシックを勝ったディープ産駒、アルアインマカヒキサトノダイヤモンドディーマジェスティキズナディープブリランテは、例外なく470、480キロから500キロ超。大型ディープが席巻する現状を考えると、450キロの馬体重が、少しだけ気になる。(大上 賢一郎)

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