サンマルティンが重賞初制覇を狙う/福島記念の見どころ
気性面に課題がある馬
サンマルティンが人気の中心になりそう。母ディアデラノビアの良血馬、ここで重賞初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/12(日) 福島記念(3歳上・GIII・福島芝2000m)
サンマルティン(セ5、美浦・国枝栄厩舎)は夏の小倉記念でハナ差の2着。勝ったタツゴウゲキは斤量が2キロ軽かった上、続く新潟記念も制していることを考えると、能力の高さは十分に見せたと言っていいだろう。ここで重賞初制覇を決められるか。気性面に課題がある馬なので、引き続き戸崎圭太騎手が騎乗する点も心強い。
マイネルミラノ(牡7、美浦・相沢郁厩舎)は前走のオールカマーで逃げて4着。1000m通過が63.1秒というスローペースに持ち込んだといえ、ルージュバックやステファノスといった強豪相手に見せ場十分の内容だった。GIIIのここでも好走を期待したい。
その他、小倉記念3着のフェルメッツァ(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)、決め手上位のヒストリカル(牡8、栗東・音無秀孝厩舎)、休み明けのオクトーバーSで3着のスズカデヴィアス(牡6、栗東・橋田満厩舎)、オープンに上がってきたジョルジュサンク(牡4、栗東・鮫島一歩厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時20分。