今週の札幌で1年ぶりに復帰する三浦皇成
エルムS騎乗予定のドリームキラリなど調教
今週の札幌競馬(12、13日)で1年ぶりに復帰する三浦皇成騎手(27)=美浦・鹿戸雄一厩舎=が9日、札幌競馬場で調教に騎乗した。
この日またがったのは、13日のエルムS・G3(札幌・ダート1700メートル)で騎乗するドリームキラリ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)など3頭。朝から多くの関係者に声をかけられ、「ようやく乗れるようになりました。バッチリです!」と明るい笑顔を見せた。7月18日に美浦トレセンで調教騎乗を再開して以来、初めて札幌で馬にまたがり、「美浦では1か月弱乗っていましたが、関西の方と会えるのは北海道くらいなので、あいさつできてよかったです」と話した。
同騎手は昨年8月14日の札幌競馬で落馬し、骨盤骨折などの重傷を負って戦列を離れた。落馬事故からちょうど1年後となる今週の札幌競馬で復帰することを以前から発表していた。「毎年夏はここに来ていたので、懐かしいですね。ここからが本当のスタート。頑張っていきたいです」と意気込んだ。