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【京王杯2歳S】レース展望

のちのGI馬がこのレースで連対

3日間開催の真ん中にあたる土曜(11月4日)は、東京で京王杯2歳ステークス(GII、芝1400メートル)が行われる。過去5年、勝ち馬からGI馬は出ていないが、昨年2着のレーヌミノルが今年の桜花賞馬に輝き、2012年の2着馬ラブリーデイものちに宝塚記念天皇賞・秋を勝つなど活躍した。過去10年まで視野を広げれば、グランプリボス(朝日杯FS、NHKマイルC)やリアルインパクト安田記念、豪GIジョージライダーS)、エイシンアポロンマイルCS)といったのちのGI馬がこのレースで連対している。今年の登録馬は少ないが、素質豊かな馬がいるだけに、先々を占う意味でも注目の一戦だ。

 重賞初挑戦ながら、最も人気を集めるのはタワーオブロンドン(美浦藤沢和雄厩舎、牡)だろう。前走のききょうSは、初の関西遠征にもかかわらず他馬を全く問題にしない大楽勝。衝撃的な強さをアピールした。2走前のクローバー賞(2着)は小回りでやや持ち味を生かし切れなかった印象だが、前走で改めて素質の高さを示した形だ。父レイヴンズパスは、現役時に英GIクイーンエリザベス2世S(芝8ハロン)と米GIブリーダーズCクラシック(オールウエザー10ハロン)を制した異能の馬。近親に皐月賞ディーマジェスティなどがいる母系も優秀で、期待は大きい。

 これに対抗するのが2頭の重賞ウイナーだ。アサクサゲンキ(栗東音無秀孝厩舎、牡)は、デビューから4戦目で小倉2歳Sを快勝。使われるごとに競馬が上手になり、学習能力の高さを見せている。こちらはダート色の濃い米国産馬だが、ここ2戦の内容を見る限り1ハロンの距離延長は問題ないだろう。天皇賞・秋を制して存在感を示した武豊騎手の手綱も心強い。

 カシアス(栗東清水久詞厩舎、牡)は、キタサンブラックと同じ清水久詞調教師の管理馬。今週はライバルとして武豊騎手と相まみえることになる。1200メートルしか経験していないが、レースぶりには一本調子な短距離馬というイメージが感じられない。休み明けと輸送競馬という課題はあるものの、父キンシャサノキセキの産駒がこのレースで3年連続連対中と相性が良いのは見逃せない点だ。

 タイセイプライド(栗東西村真幸厩舎、牡)は新馬ダリア賞と連勝。今回と同じ左回りの1400メートル戦でV2というのは大きな強みになる。全姉フクノドリームも2歳戦で活躍しており、完成度の高さとセンスの良さが武器だ。

 他では、使いつつ決め手を磨いてきたトーセンアンバー(美浦菊沢隆徳厩舎、牝)や、ブランボヌールの全弟にあたるエントシャイデン(栗東矢作芳人厩舎、牡)、距離を詰めて良さが出てきたピースユニヴァース(美浦尾形和幸厩舎、牡)あたりが上位をうかがう。

 ホッカイドウ競馬からはモリノラスボス(桑原義光厩舎、牡)が参戦。今季限りで引退する75歳のベテラントレーナーに、弟子の五十嵐冬樹騎手がどんな騎乗で恩返しをするか、注目したい。

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