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【2歳勝ち馬診断】デビュー2連勝で重賞Vのグレイル

武豊「素質の良さを感じる」

 

【グレイル(牡、栗東野中賢二厩舎)、父ハーツクライ、母プラチナチャリス、馬トクPOG指名者数173人】

 25日の京都11Rの京都2歳S・G3(芝2000メートル、9頭立て)は、道中4番手で運んだ2番人気のグレイル(牡、栗東野中賢二厩舎=ハーツクライ産駒)が、1番人気タイムフライヤーをゴール前で頭差だけ差し切ってデビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。タイムは2分1秒6(良馬場)。

 武豊は「手前が替わらなかったし、まだ走りがしっかりしていない段階で、これだけ走るのだから強い。前回道悪をこなし、今回は良馬場。素質の良さをすごく感じます」とコメント。

 道中徹底マークしたタイムフライヤーと比較しても、走りの完成度の差は歴然。仕掛けて瞬時に脚を伸ばした相手に対し、四肢がばらつき気味のフットワークながら、強引にねじ伏せるレースぶりにスケール感が漂っていた。

 初戦は極悪馬場の菊花賞当日。前半1000メートル1分9秒0の超スローペースの実質上がり2ハロンだけの競馬を11秒5―11秒8(菊花賞は12秒7―13秒9)のラップを刻んでの勝利。前走の反動もなく、全く種類の異なる2戦を駆け抜けたタフネスも評価できる。

 ダービー卿CTを勝ったロジチャリス(父ダイワメジャー)の半弟で、昨年のセレクトセール1歳において5600万円(税抜)で落札された同馬。同じく無敗で重賞を奪取した、東京スポーツ杯2歳S勝ち馬ワグネリアンとは、キャラも走りも違うが、将来性、伸びしろに関しては、こちらの方が大きいかもしれない。ハーツクライディープインパクトの2世対決―。互いに完成した姿で激突する未来が待ち遠しい。(大上 賢一郎)

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