【菊花賞馬体診断】ミッキースワロー
【ミッキースワロー 評価B】
胴長で体高があり、スマートな輪郭。夏を越してもシルエットを保てており、セントライト記念時で482キロ。バランス型で皮膚の質からもボテッと見せない。
臀部(でんぶ)がくっきりと割れていた前走時の1週前と比較して後肢部は少し緩くボリューム感のあるつくりだが、今回は長距離輸送を挟む分、これぐらいでも良さそうに思う。
やや首の位置が高く、重心は上寄りのタイプだが、脚付きと筋肉がゴツッとしていない分、四肢が伸び、フォームが窮屈にならない。距離が延びることはマイナスにはならないが、気性や体形から総合的に見て三千がベストとは言い難い分、B評価とした。(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉美浦南Wで6F86秒7-41秒4-13秒0(馬なり)。長めを意識させて乗り込み、直線は持ったままの手応えでグイッと前へ出た。馬体もふっくらと見せており、前走の状態をガッチリとキープ。