【次回注目馬】上がり最速タイで追い上げたインプレスシチー
2戦連続の末脚発揮は収穫
◆インプレスシチー(9月18日、中山3R・2歳未勝利、芝2000メートル=3着)
デビュー2戦目だったインプレスシチーは、後方から脚を伸ばして3着に好走した。道中は10番手に控えて、4コーナーでは大きく外へ回し、そこから上がり最速タイ35秒4をマーク。勝ち馬とは位置取りの差が出た形だったが、新馬戦(4着)に続いて長くいい脚を使えた点は収穫だった。
2戦連続で騎乗した柴山は「やる気満々で3コーナーから行きたがった。瞬発力で勝ち馬に負けたが、馬は良くなっているし、競馬自体も良くなっている」と、手応えを強調した。ゆったりとした芝の中距離が向いていそうで、展開や相手関係がかみ合えば、勝ち負けできるレベルにあるだろう。(坂本 達洋)