【セントウルS】充電OK!フィドゥーシア最先着
スプリンターズSへつなげるため
アイビスSD2着から中5週。十分にリフレッシュしたフィドゥーシアが、待望の重賞初Vへ態勢を整えた。
「直線競馬のあとは疲れが残りやすい。2走前の韋駄天Sを勝ったあとがそうだった。ただ、2走前ほどではなかったので厩舎に置いて調整。2週ほど楽をさせてからは順調に乗り込んできた」と松元調教師。
初の重賞制覇&サマースプリントシリーズ王者を視野に入れての最終チェックは、栗東CWコースで3頭併せ。午前5時の開門と同時に向正面からコースに入り、半マイルからペースアップ。気合が入ったゴール前で鋭く脚を伸ばし、プラネットナイン、ネフェルティティに楽々と2馬身先着した。
「秋はここを含めて2走。相手は強くなるし、スプリンターズSへつなげるためにも、しっかりやってきた。力は出せる状態」と指揮官。スプリント女王の母ビリーヴに近づけとばかり、早めに抜け出し押し切る自分の競馬を阪神でも貫く。(夕刊フジ)