【凱旋門賞】ダイヤモンド国内最終追い!
末脚しっかり11秒6
仏G1「凱旋門賞」(10月1日、シャンティイ)に遠征するサトノダイヤモンド(牡4=池江)がCWコースで国内最終追い。帯同馬のサトノノブレス(7歳オープン)の2馬身後ろで脚をためて、しまいはびっしりと動かされた。ラスト1Fで1馬身ほど抜け出したが、そこから目いっぱいに追われたノブレスが盛り返したため最後は半馬身先着。とはいえ、ダイヤモンドも末脚はしっかりしており、6F81秒6~1F11秒6の好時計を刻んだ。池江師は「しまいを強めに伸ばす追い切り。国内ではこれぐらいまでやっておこう、という(予定通りの)感じに仕上がっています」と調整に笑みを浮かべる。
18日夜に栗東を出発して、19日朝に成田からフランスへ。本番と同舞台のフォワ賞(9月10日、シャンティイ)をステップに凱旋門賞に向かう。英ブックメーカー・ウィリアムヒルのオッズでは、今年の英愛オークスを制したエネイブルに次ぐ2番人気タイ。日本競馬の悲願成就へ、期待は高まるばかりだ。