【札幌記念】“マジックマン”太鼓判!
ロブソン軽快走
香港から来日した名手・モレイラ騎手を背に、マウントロブソンが軽快な動きを披露した。
札幌の澄み渡る空のもと、ダートコースでサトノヴィクトリーを2馬身追いかけて加速。初タッグながらコンビネーションは申し分なく、直線は馬任せの手応えで、内から1馬身半抜け出した。
休み明けの福島テレビOPを快勝した勢いそのままの素軽いアクションに、「テンションは若干高いけど、コントロールに困る面はなかった。併せてからの反応も良かったし何の問題もないよ」と、“マジックマン”モレイラは笑顔だ。
今年3月のドバイターフをヴィブロスで勝つなど、日本馬で海外GIも席巻する腕達者だが、JRA重賞は未勝利とあって気合は十分。
「去年の札幌記念の2着(モーリス)はすごく悔しかったし、強い馬が出てくるレースだと分かっているけど、マウントロブソンも出遅れて7着に入ったダービーは感動するくらいのパフォーマンスだった。ポテンシャルをまだ出し切れていない感じもあるし、スムーズな競馬で少しの運さえあれば、いいレースになる」と、タイトル奪取へ集中力を高めていた。(夕刊フジ)