【レパードS】断然1番人気エピカリス、国内初黒星の3着
直線でスペースがなかった
◆第9回レパードS・G3(6日、ダート1800メートル、新潟競馬場、良)
道中は4、5番手の好位を進んだエピカリスだが、直線は前が塞がりっぱなし。進路が開いたゴール前でインからようやく伸びてきたが、3着に押し上げるのが精いっぱいだった。ルメールは「一番大切なのは馬のコンディションだと思っていた。フットワークは良かったし、状態面は問題なかったが、直線でスペースがなかった。残念」と単勝1・5倍の断然人気に応えられず、肩を落とした。
米3冠最終戦のベルモントSを右前肢ハ行で取り消しての帰国初戦。敗れはしたが、能力を出し切れなかっただけに、エピカリス自体の評価は下がらない。ルメールは「次走が楽しみ」と最後は前を向いた。