3連複formation全頭流し!

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木幡巧、重賞初V「夢みたい」波乱演出/レパードS

3連単80万円超の波乱を演出

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<レパードS>◇6日=新潟◇G3◇ダート1800メートル◇3歳◇出走15頭

 デビュー2年目の木幡巧也騎手(21)が、うれしい重賞初勝利を飾った。単勝11番人気のローズプリンスダム(牡3、畠山)で直線勝負。外から豪快に差し切った。勝ちタイムは1分52秒9。兄の初也騎手、弟の育也騎手の3兄弟で最初の重賞勝ちは、3連単80万円超の波乱を演出する勝利となった。

 どうすればいいのか、分からない。12回目の挑戦でつかんだ、夢にまで見た重賞初勝利。木幡巧はゴール後、派手なアクションを取れなかった。検量室に引き揚げ、勝利者インタビューに呼ばれるときも、どこに行けばいいのか分からず右往左往した。関係者に導かれ、ようやくテレビカメラの前に立つと「すごくうれしい。夢みたいです」と、少し早口で一気に話した。

 ローズプリンスダムとは初コンビだった。陣営からは「取れれば前めへ」という指示だったが、メンバーを見て考えた。「前に行く馬が多いので、見ていく位置で」。圧倒的な1番人気エピカリスの内で、追い出すタイミングを計った。

 勝負を懸けた直線。最内から馬場の真ん中に持ち出すと、力強くステッキをたたき込んだ。「前が開いたときに馬がすっと行ってくれた。助けられました」。抜群の手応えでグイグイと加速すると、一気に差し切った。「感触が今も残っているほど良かった」。一生忘れることのないだろう、直線の伸び脚だった。

 昨年、45勝を挙げて最多勝利新人騎手賞を獲得したが、今年はこの勝利で13勝と伸び悩む。「騎乗停止で休んでいた時期もあったし、減量が1キロ減でがむしゃらにやっても勝てなくなった。今も悩んでいます」と打ち明けるが、それでも重賞で結果を出した。「この勝利をきっかけにしたい」。木幡巧にとって、この1勝は通過点に過ぎない。【三上広隆】

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