【函館記念】サクラアンプルール反撃態勢
はまったときの破壊力はすごい
GIIIから再スタートを切るサクラアンプルールが、函館Wコースで軽快な動きを披露した。
コスモメイプルを2馬身追走し、残り1Fではいったん前へ。ゴール前で差し返されて半馬身遅れたが、しっかり追われていたコスモに対し、こちらは馬なり。道中の行きっぷりも上々で、態勢は整ったとみていい。
「コーナーで外に飛ぶ癖のある馬。ゴール後がすぐにコーナーなので、最後は減速させただけ。気合が乗っていい状態です」と池上助手。
昨年だけで最下級条件からOPまで出世し、好メンバーの中山記念で2着。大阪杯はGIの壁に跳ね返されたが、「はまったときの破壊力はすごい。56キロは少し見込まれたけど、流れが速くなりそうなのはいいから」と、ここなら力上位だ。(夕刊フジ)