3連複formation全頭流し!

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キタサンブラックにデータの死角

宝塚記念逆転候補はシャケトラだ!

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 1番人気は安定しているが、勝率は20.0%にとどまる宝塚記念。人気薄でも8番人気まで優勝馬が出ているほか、頭数が少ない年でも穴馬の激走が見られる。近年は外枠の成績が良く、年齢は4〜5歳が中心。特に前走G1出走馬の好走は4〜5歳馬ばかりだ。また、前走G1連対馬は過去10年勝利なし。G2以下なら前走人気で好走し、なおかつ1年以内に芝2000〜2500mのG2以上での勝利が欲しい。

 

 冒頭にも触れたように、今年は春のG1を連勝したキタサンブラックが大きな注目を集めている。しかし、表5〜6触れたように、前走G1連対馬が勝てていないのが過去10年の宝塚記念で、計【0.6.5.18】。複勝率37.9%と2〜3着候補としては良いものの、1着候補としてはシュヴァルグラン天皇賞2着)ともども不安が残る。

 

 そこで、天皇賞(春)3着以下からの逆転候補として挙げたいのが、同レースでは9着に敗退したシャケトラだ。前走G1組の好走条件となる、4〜5歳馬(本馬は4歳)で今回も上位人気の一角が予想される上、天皇賞組なら上位人気(本馬は3番人気)で3着以下に敗れた馬が逆転候補という傾向。走り慣れた距離に戻って一変もあり得る。

 

 一方、天皇賞(春)1、2着のキタサンブラックシュヴァルグランは5歳で、2〜3着候補としては特にこれといったマイナス材料はない。ともに今回も上位人気が予想されるが、表5本文で触れたように、天皇賞組の4〜5歳馬かつ今回3番人気以内なら【4.2.2.2】と安定している。また、表3や表5本文で触れたように外枠の優勝馬が多いため、枠順抽選の結果次第ではシャケトラも含め3頭が互角になる可能性もある。

 

 前走天皇賞(春)以外の登録馬は前走3着以内が目安だが、今年は全馬4着以下で上記3頭との比較では苦しい。そんな中では、近年の傾向から牝馬ミッキークイーン。15年にはヴィクトリアM8着のショウナンパンドラが11番人気で3着に好走しており、同レース7着でも穴馬としては注目できる。その他では、前走レース別から鳴尾記念組のスピリッツミノル。そしてG1昇格で傾向が変わる可能性のある大阪杯組・サトノクラウン、ミッキーロケットあたりは、資金やオッズとの相談で余裕があれば押さえておきたい。

 

文:浅田知広(あさだ ともひろ)

 

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