【２歳馬チェック（東京）】ホーリーレジェンド
追って味ある真面目な馬
１１日、東京競馬場６Ｒで行われた「メイクデビュー東京」（芝１６００メートル、牝馬限定）は、内田博幸騎手騎乗のホーリーレジェンド（牝２＝栗田博厩舎、父アイルハヴアナザー、母セイングレンド）がゴール前の叩き合いを制し、デビュー勝ちとなった。
道中は中団の外にポジションを取ったホーリーレジェンド。直線でスムーズに外に出されると、最後は内から伸びたリープフラウミルヒとの長い競り合いとなったが首差抜け出した。２着のリープフラウミルヒから３馬身離れた３着にはレッドレグナントが入った。勝ちタイムは１分３６秒８（良）。
父はアイルハヴアナザー、母はセイングレンドという血統。姉兄はダートで勝ち上がったが、府中の芝１６００メートルで力強く伸びきった。鞍上の内田も「真面目な性格。追って味がある」と好感触を得た。
次走注目は４着トーセンアンバー。出遅れた結果、内枠が仇になり馬場の悪いところを終始通らされる苦しい展開。道中の行きっぷりがよく、スタートさえ決まれば距離を短縮しても対応できそう。
