【エリザベス女王杯馬体診断】ヴィブロス
【ヴィブロス 評価A】
デビュー以来最長となる約9カ月ぶりだった前走の府中牝馬S。当時は馬体が仕上がっているものの、毛ヅヤがひと息だった印象。それがひと叩きされた今回は、ビロードのような光沢に包まれて大幅に良化。前腕部や下腿部に血管が浮き出て、皮膚の薄さも目を引く。
1週前の状態としては満点と言える状態だ。3歳時に比べると、キ甲が抜けて馬体が完成。首差しの長さや胴の長さから、1800~2200メートルがベストの条件と思える。
(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉藤岡康を背に栗東CWで7F94秒6-37秒5-12秒2(仕掛け)。僚馬2頭をそれぞれ0秒9、2秒5追走して0秒1、0秒4先着した。休み明けを2着した反動はなく、素軽さ満点の動き。気配も良化しており、状態はさらに上向いている。