【天皇賞・秋馬体診断】キタサンブラック
【キタサンブラック 評価B】
発達した前駆に比べるとトモの筋肉の付き方に物足りなさを感じるが、元々この体つきで走っており心配はない。同じ休み明けだった大阪杯では多少首差しが短く映ったものの、今回は長く見せている点と、腹回りがすっきりしている点を考えれば、今回の方が仕上がり状態は上と言える。
540キロ前後の大きな馬体を小さく見せる時が好調時の姿だが、大きく見えているのが唯一の気掛かり。大阪杯当時も小さく見せていただけに、当日のパドックに注目したい。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F80秒9-38秒9-12秒9(仕掛け)。ジョーストリクトリ(3歳オープン)を0秒8追走して0秒1先着。9月18日の初時計からビシビシ負荷をかけており、追うごとに迫力も増してきた。仕上げに抜かりはない。