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【菊花賞展望】大混戦の3冠最終戦はトライアルVのミッキースワロー、キセキ

名手・武豊騎手騎乗のダンビュライトの争いか

 

◆第78回菊花賞・G1(10月22日、芝3000メートル、京都競馬場

 第78回菊花賞・G1が10月22日、京都競馬場の芝3000メートルを舞台に行われる。

 日本ダービー1、2、3着馬レイデオロ、スワーヴリチャード、アドミラブルが不在の3冠最終戦。トライアルのセントライト記念を制したミッキースワロー(牡、美浦菊沢隆徳厩舎、父トーセンホマレボシ)を中心視する。

 その前走、直線半ばで先頭に立った皐月賞アルアイン(牡、栗東池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)を並ぶところなく差し切った瞬発力が最大のセールスポイント。レースラップのラスト1ハロンが11秒0だから、この馬は確実に10秒台の末脚を使った計算になる。長距離戦特有の淡々とした流れで、上がりの勝負になれば、この馬を上回る脚を使える馬はいない。アエロリットで挑んだ秋華賞で1番人気を背負って7着と敗れた、横山典騎手と菊沢厩舎のタッグ。再び向かう淀のG1で今度こそ頂点に立つか。

 前哨戦としては合格点の競馬だったアルアイン。2400メートルの日本ダービー(5着)で直線で伸び切れなかっただけに距離延長がベターとはいかないが、そこは唯一のG1ホース。立ち回りの良さで勝機をうかがう。

 春の毎日杯3着のあと、休養を挟んで、夏は裏街道を歩んだキセキ(牡、栗東角居勝彦厩舎)だが、中京、新潟で500万、1000万を連勝し、神戸新聞杯ではダービー馬レイデオロの2着。直線でインが開かずに外へ進路を切り替えながら伸びて、ラスト3ハロン(33秒9)はレイデオロを0秒2上回った。G1級の脚力に、馬群を割ることができる勝負根性を備えており、凡走のイメージはない。いまだ重賞勝利のないルーラーシップ産駒初のタイトルがG1になっても驚けない。

 同じ父のダンビュライト(牡、栗東音無秀孝厩舎)は皐月賞3着、ダービー6着の安定感が武器。神戸新聞杯(4着)も2番手からしぶとく粘り込んだ。アロンダイト(2006年ジャパンCダート)を出した母系はパワーに優れ、ひと雨くればチャンス増大。スーパークリークダンスインザダークエアシャカールディープインパクト菊花賞4勝を挙げる名手武豊の手綱で期待が高まる。

 セントライト記念3着サトノクロニクル(牡、栗東池江泰寿厩舎、父ハーツクライ)、神戸新聞杯3着サトノアーサー(牡、栗東池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)の池江×サトノ軍団2騎は上々の秋発進から戴冠を狙う。

 メンバー中では日本ダービー最先着(4着)のマイスタイル(牡、栗東昆貢厩舎、父ハーツクライ)、「ステイゴールド×メジロマックイーン」配合で成長力あるウインガナドル(牡、美浦上原博之厩舎)、東京スポーツ杯2歳S(1着)以来のブレスジャーニー(牡、栗東佐々木晶三厩舎、父バトルプラン)もエントリーしている。(大上 賢一郎)

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