【毎日王冠・友道調教師に聞く】16年日本ダービー馬マカヒキ
「春は結果出なかったけど、こんなものではない」
◆第68回毎日王冠・G2(8日・東京競馬場、芝1800メートル)
―マカヒキが大阪杯(4着)以来、6か月ぶりに復帰。まずは春2戦を振り返ってください。
「この春は調教の動きがもうひとつで、あと1ギア上がるはずなのに、上がりませんでした。そんな状態でも京都記念(3着)、大阪杯と大きく崩れてはいません。それでも、ダービー馬の実力を考えれば物足りなくは思いました」
―大阪杯の後、休養に入りました。その後はどのように調整しましたか。
「大阪杯の後、休養に入り、夏を順調に過ごすことができました。ノーザンファーム天栄に見に行った時も太めな感じはなく、いい体つきで8月23日に栗東に帰厩。調教の動き、毛づやともに変わってきたと思います」
―9月28日の1週前追い切りは栗東のCWコースを単走で6ハロン83秒3―12秒1。どのような印象でしたか。
「内田騎手が美浦から駆けつけてくれて、素晴らしい動き。しっかり伸びて、いい印象を持ってくれたようです」
―最後に意気込みをお願いします。
「春2戦は結果が出なかったけど、力はこんなものではないはずです。結果を出して、次の天皇賞(29日、東京)に進みたいです」(聞き手・内尾 篤嗣)