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ラインミーティア西田騎手「勝ち急がないような競馬を」/スプリンターズS共同会見

自分の中では相性が良いという気持ち

サマースプリントチャンピオンに輝き、7歳にして充実期を迎えたラインミーティア(牡7・美浦水野貴広)が、ウッドチップコースで併せ馬の追い切りを消化した。追い切り後、管理する水野調教師と、騎乗する西田雄一郎騎手が共同記者会見に臨んだ。

■水野調教師
(前走セントウルS・GII・2着を振り返って)
「思った通り、あの馬のレースができました。しっかり内で脚を溜めて、しっかりしまい脚を伸ばすという競馬ができました」

(直線1000mを続けて使った後に、1200mにも対応できたのは収穫だったのでは?)
「1000mで結果が出ていたのでこだわって使っていましたが、元々、1200mは持つと思っていました」

(中2週になるが、馬の状態や調整具合は?)
「レース後は疲れも見せず順調に来ていますので、問題ないです」

(今日の最終追い切りは併せ馬で追い切ったが?)
「前に馬を置いてリズムを作って、じっとしておいて、終いだけシュッと出るような、実戦をイメージした形で追い切りました。元々、稽古は動く馬ですし、良い動きだったと思います。変わりなく良い状態なので、あとはあの子の競馬をするだけです」

(ここのところ充実しているが?)
「あの子の1番良い部分をここ数戦は出せたという感じですね」

(ジョッキーがそれを引き出している?)
「西田君もこの馬のことをわかっていて、良い競馬をしてくれているので、合っていると思います」

(この馬にとってどのような競馬が理想?)
「しっかり脚を溜めて終い伸ばすという競馬をして、それであとは結果がどうついてくるかということですね。馬群を抜けてくるのも全然気にしないので、それが強みです」

(希望の枠順は?)
「あまり外枠でなければどこでもいいです」

(相手は強くなるが?)
「まだまだ挑戦者の立場だと思いますので、しっかりこの馬の競馬をしてくれればと思います」

■西田騎手(追い切りには騎乗せず)

(GIの共同記者会見の景色はいかがですか?)
「まずこういう経験がないので、すごいですね。GIは違いますね(笑)」

(前走を振り返って)
「この馬には新潟の直線1000mしか乗ったことがなかったので、1200mでどういう競馬をしてくれるか、ある意味楽しみというかドキドキ感があったのですけど、予想以上にスタートを出てくれましたし、思った以上の位置取りで競馬ができました。仕掛けが少し早くて1回進路がなくなってしまって詰まるところがあったので、そこを冷静にワンテンポ遅らせていれば、もう少し際どい競馬ができたと思います」

(それでも内の狭いところを伸びてきたが?)
「この馬は狭いところを割るような根性がある馬なので、外でも内でもいろいろな選択肢を持ちながら競馬ができます」

(今年の春の新潟で初めてコンビを組んだ時の印象は?)
「昨年から騎乗依頼は頂いていたのですが、たまたま他に騎乗馬がいて乗れませんでした。それでこの馬の1000mの適性をよく見ていましたので、自分の中ではすごく良いイメージで挑めたのですけど、春に1000万条件を勝ったレースは仕掛けを遅らされてしまって、正直自分としては全くうまく乗れていませんでした。それでいて最後の切れ味だけで全頭負かしてしまったので、切れ味はすごく良いものがあるというのはそこでわかりました」

(その後、2戦挟んでアイビスSDで同じような末脚を繰り出しての勝利だったが?)
「その後の2戦は落鉄したり、出遅れたりと完璧に乗れてはいなかったので、格上挑戦となったアイビスは勝ちに行くというか自分のペースを守って、あとはどれだけこの切れ味が重賞で通用するかということを考えて乗りました。状態も良かったですし、すべてがうまくいったレースでしたね」

(7歳馬だが、西田騎手が乗った5戦の間に馬が変わってきたところは?)
「初めから良い状態で乗せてもらっているので、別段すごく良くなったという感じはないのですけど、返し馬だけで言うと初めの頃はムキになっている部分があったのですが、アイビスの頃から馬が力を抜いてリラックスして返し馬に行ってくれているので、そういうところは成長があるのかなと思います」

(5戦コンビを組んで、手の内に入れた?)
「手の内に入れたかどうかわからないですけど、自分の中では相性が良いという気持ちで挑んでいます」

(今回イメージしているレースの形や枠順は)
「形は特にないですし、決め過ぎちゃうとそれと違ってしまった時に慌てたりしてしまうので、どの枠を引いても、展開がどうであっても、僕が左右されないように、この馬のペースを守りたいです。GIでメンバーはすごく強くなりますが、この馬の切れ味がどれくらい通用するか楽しみですし、ある意味試金石でもあると思うので、この馬の切れ味を100パーセント出せるよう、ミスなくエスコートできればなという思いでいます」

(西田騎手にとって、2009年以来のGI騎乗になるが)
「嬉しいですね。いつものジョッキーだけでなく、たまには違うジョッキーが出てきて、(その騎手を)応援してもらえればという気持ちでいます。あまり勝とう勝とうという意識が働きすぎてもダメですし、そのように考えないでこれまで乗ってきたのが良い結果に繋がっていると思うので、勝ち急がないような競馬を目指して、この馬と良いコンタクトを保ちながら、この馬の能力を存分に出し切りたいです」

(最後に意気込みを)
「あまり意気込まないことが良いと思いますので、僕もリラックスして楽しむくらいの気持ちで乗れたらなと思います」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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