【オールカマー展望】悲願のG1制覇を目指してステファノスが始動
アルバート・軽視禁物!
「オールカマー・G2」(24日、中山)
秋の盾を目指してステファノスがここから始動する。前走の安田記念は久々のマイルで7着に敗れたが、0秒3差なら上等。大阪杯ではマカヒキやサトノクラウンなど実力馬に先着して2着。G1を勝てる能力を備えている。本質的に叩き良化タイプだが、久々でもこのメンバーなら主役は譲れない。
モンドインテロは札幌日経オープンを大外一気で連覇。夏場で18キロの馬体増と、ここにきてひと皮むけた印象がある。これまで重賞ではひと息だが、そろそろ待望のタイトル奪取があってもいい。
アルバートは重賞3勝が全て3000メートル以上のステイヤー。中距離は少し短いが、ステイヤーズS2勝からも中山とは相性がいい。軽視は禁物だ。
タンタアレグリアは少し順調さを欠いて8カ月ぶりとなるが、前走のAJCCも9カ月ぶりで制しており、久々は苦にしない。重賞3勝の実力馬ルージュバック、今年の中山金杯の覇者でコース巧者ツクバアズマオーの反撃にも注意したい。