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新人最多15勝の武藤雅「勝つ気で」初重賞/紫苑S

15勝のうち、1番人気の勝利は1勝だけ

今週から秋競馬が開幕する。土曜中山メインの紫苑S(G3、芝2000メートル、9日=3着までに秋華賞優先出走権)ではルーキーの武藤雅(みやび)騎手(19)がフレスコパスト(牝3、中野)で重賞初騎乗を果たす。ここまで新人最多の15勝を挙げる“東の1等星”に注目だ。

 午後3時、10分の5の抽選をフレスコパストが突破した瞬間、武藤騎手の重賞初挑戦が決まった。

 同期5人で最も遅い初勝利を挙げた19歳が瞬く間に出世頭へ変身だ。15勝のうち、1番人気の勝利は1勝だけ。先週も10番人気で勝利を挙げ、夏の新潟で8勝。思い切った騎乗が目立ってきた。「勝ち星が増えて、余裕を持てるようになりました。イメージした競馬ができるようになってきたし、最後は固め打ちになったけど、5週連続で勝たせてもらった。本当にありがたいです」。毎朝休む間もなく調教に騎乗し、6日はフレスコパストの追い切りで「調教はいつも動く馬ですけど、最後の反応が良かった」と感触をつかんだ。

 夕方、勝負服を受け取りに中野厩舎を訪れた。「よろしくお願いします」と頭を下げると、中野師から「お前、運があるぞ。頑張れよ」と激励された。90年ダービーでは19万人の観衆を前にアイネスフウジン勝利した往年の名手からクリクリ頭の新人は優しいまなざしを送られた。

 中野師 僕が若いときは「オープン」というレースがたくさんあった。若手は経験を積ませてもらって、すごい馬の背中を知ったよ。今は重賞しかないし、乗れたという運も大事。あとは度胸だよ。スッと出して、最初のコーナーをロスなく回る。そして、判断力。戻ってきて、ごめんなさいではなく、度胸よく乗ってきてほしい。

 新人賞(30勝以上が前提)が目標の武藤。気分転換はアーティストのライブ鑑賞で、最近はバンドのBiSH、銀杏BOYZのライブに足を運び、生の興奮に感動した。「重賞なので違った緊張感があると思いますが、プレッシャーというのではなく、乗るからには勝つ気でいきます」。重賞初騎乗、多くの人が見守るレースで全力騎乗を見せる。【木南友輔】

 ◆武藤雅(むとう・みやび)1998年(平10)1月10日、茨城県生まれ。美浦・水野厩舎所属。初騎乗は3月4日中山1Rラインアストロ8着。初勝利は4月23日福島6Rノーブルプルート。父は元騎手の武藤善則調教師(美浦)。

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