【セントウルS】復活ディレクター及第点
7着だった昨年以上が期待できそう
左第一指骨の剥離骨折で休養していたダンスディレクターが復帰する。前走のシルクロードSでのちに高松宮記念を勝つセイウンコウセイを差し切っており、トップレベルの能力は確かだ。
栗東坂路でミヤビベストを追走。14秒2-13秒1-12秒9と徐々に加速し、ラスト1Fだけ追われて12秒6で半馬身先着した。道中の行きっぷりはスムーズで、及第点の仕上がりだ。
「前の馬をペースメーカーに、全体的に速い時計を出したかった。ラストの12秒6はもうひと息かな。雨で馬場が重かったこともあるが、“休み明け”の感じはする。ただ、去年も同じシルクロードS以来だったが、当時は温泉で体が緩んでいた。それと比べるとやれるんじゃないか」と笹田調教師。7着だった昨年以上が期待できそうだ。(夕刊フジ)