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サトノクロニクルは本当に「遅れてきた大物」か

遅れてきた大物」たちのレース

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夏の福島で行なわれる3歳オープンのGIIIラジオNIKKEI賞(芝1800m)は、「遅れてきた大物」たちのレースだ。

 素質はあるのに、成長が他の馬に比べて遅かったり、どこか弱いところがあって使いたいレースを使えなかったり、あるいは「ここ」というときに体調が整わなかったり、そうしたさまざまな理由で春のクラシックを棒に振った馬たちが、ここで意欲満々に巻き返しを期すレースというわけだ。

 一昨年は、アンビシャスが快勝。ここをステップにして、秋にはGI級に出世した。

 2007年の勝ち馬ロックドゥカンブは、このあとセントライト記念を勝って、三冠最終戦となる菊花賞で3着入線を果たした。また、このとき2着のスクリーンヒーローは、翌年のジャパンカップを制覇。今や優秀な種牡馬となっている。

 さらにその前年、2006年のレースで2着だったソングオブウインドはその後、菊花賞馬となった。

 そして、今年のレース(7月2日)で注目されているのは、サトノクロニクル(牡3歳)である。ここから、歴代の大物と肩を並べるような出世を果たせるのか、周囲の期待も高まっている。

 ここまでの戦績は、5戦2勝、2着3回とオール連対。重賞の京都新聞杯(5月6日・京都・芝2200m)でも2着となったが、ダービー出走にはわずかに賞金が足りなかった。

 それでも、いわば「断念ダービー」とも言えるオープン特別の白百合S(5月27日/京都・芝1800m)では、その鬱憤を晴らすかのようなレースを披露。見事な後方一気を決めて快勝した。

 父はハーツクライ、母はトゥービー。母の産駒には、2015年のダービー(勝ち馬はドゥラメンテ)で2着となったサトノラーゼン(父ディープインパクト)がいる。その半弟ゆえ、血統的にも1本筋が通っている。

 そうしたプロフィールから、能力はあるのに春は力を出し切れなかった「遅れてきた大物」の匂いがプンプン漂っている。

 実際、今回のラジオNIKKEI賞では1番人気必至と言われているが、勝算はどうか?

「ここはまず、勝ち負けでしょう」

 そう語るのは、関西の競馬専門紙記者である。

「福島の小回りコースは、この馬に合っているとは言えませんが、メンバーがメンバーですからね。それに、前走はあえて後方から、道中ゆっくりいく競馬で結果を出して、ひと皮むけた印象があります。重ねて言いますが、メンバー的に見てここじゃあ負けられませんよ」

 確かに出走メンバーの顔ぶれは、やや低レベルだ。クラシック出走組がダービー16着のマイネルスフェーン(牡3歳)と、桜花賞8着のライジングリーズン(牝3歳)の2頭だけ。あとは、大半が未勝利勝ちか、500万条件を勝ち上がった馬ばかりだ。唯一不気味なのが、前走で1000万特別を勝ったクリアザトラック(牡3歳)くらいで、「メンバー的に勝ち負け必至」というのは納得できる。

 では、その先はどうなのか。つまり、サトノクロニクルはここをステップにして、その後はGI級にまで出世するような器なのだろうか。

「ここは勝ち負け」と言った前出の専門紙記者の評価は、かなり辛口だ。

「成績がオール連対と言っても、メンバーが弱いところ、弱いところを選んで戦ってきたものですからね。京都新聞杯2着にしても、勝ったプラチナムバレット(牡3歳)は、そもそも同レースで4着(白百合Sも4着)のサトノリュウガ(牡3歳)あたりに負けていた馬。500万レベルのレースでした。前走の白百合Sだって、弱いメンバーばかりの7頭立て。勝って当然のレースでした。

 冠名『サトノ』で、池江泰寿調教師の管理馬。しかも父がハーツクライで、オール連対ということもあって、いいイメージばかりが先行しているんです。現状のままなら、将来的には準オープンまでいくかどうか、というレベルの馬なのではないでしょうか」

 この馬を強く推せない理由のひとつは、馬体重が450kg台と、馬っぷりから”大物感”が伝わってこないこと。そのうえ、腰に筋肉がつききっていないため、「ここ」というときに後肢の踏ん張りが利かない。要するに、競馬用語でよく言う「トモが甘い」ということだ。

 専門紙記者は、「そうした弱点が解消されれば、もう少し出世できるかもしれません」と言う。だが、「やはりGI級、というのは厳しいでしょう」という評価だ。

 はたして、サトノクロニクルはこうした厳しい評価を覆(くつがえ)して、見事「遅れてきた大物」の列に加わることができるのか。その第一歩となる、ラジオNIKKEI賞の走りにまずは注目したい。

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