【関東オークス】クイーンマンボ4馬身差圧勝
ルメール魅せた“神騎乗”
ルメール騎乗の1番人気クイーンマンボが、2周目向正面からのロングスパートで後続に4馬身差をつける圧勝。交流重賞初制覇を飾った。2着には3番人気のアンジュデジールが入り、6番人気のステップオブダンスが3着に健闘した。
オークス、ダービーなどJRAのG1戦線でも大暴れしたルメールが、川崎競馬でもクイーンマンボとのコンビで存分に存在感をアピールした。
レースは逃げ宣言のアップトゥユーが先導したが、3番手追走のクイーンマンボが向正面で早くもスパートを仕掛けた。アンジュデジールがぴったりとマークして直線に入ったが、ラストにゴーサインが出るとグングンと後続を引き離して独走でフィニッシュだ。
表彰式プレゼンターを務めた“神スイング”でおなじみの稲村亜美さんの登場もあって、この夜の川崎競馬場は観客1万人に迫る盛り上がり。ルメールは「ファンが多い川崎は大好き。とてもいい競馬場です」とニッコリ。
「いいポジションを取れたし、リラックスして走ってくれた。余裕があったね」とパートナーを称える。川崎では2月にも川崎記念をオールブラッシュで逃げ切っており「相性がいいね。また来ます」とファンの声援に満面の笑みで応えていた。