ゴールドアクター内の2番枠から復権狙う/宝塚記念
紅一点ミッキークイーン外寄り8番枠/宝塚記念
枠の注文はない
紅一点ミッキークイーン(牝5、池江)は外寄りの偶数枠8番に入った。
川合助手は「枠の注文はないので、どこの枠でもよかった。最近はおとなしくなったのか、カーッとなるところがない。このままいってくれれば。できれば晴れてほしい」と良馬場を願う。
追い切り翌日のこの日は厩舎周りの引き運動でじっくりと体をほぐした。
吉兆の8枠サトノクラウンが巻き返す/宝塚記念
シャケトラは偶数6番枠を歓迎/宝塚記念
ゲートをちゃんと出てくれたら
シャケトラ(牡4、角居)はちょうど真ん中の6番枠をゲット。前川助手は「少頭数だから枠はどこでも良かった。あとはゲートをちゃんと出てくれたら」と期待する。
1枠1番だった前走の天皇賞・春(9着)はスタートが決まらなかっただけに、偶数枠は歓迎だ。この日は運動で調整。「追い切った後も元気そうでした」と雰囲気良く、レースに向かえそうだ。
強運キタサンブラック4連勝中のピンク帽/宝塚記念
【宝塚記念】枠順確定!
キタサンブラックは8枠10番!4年連続勝利中の8枠に
25日に阪神競馬場で行われる中央競馬・上半期の総決算「第58回宝塚記念」(G1、芝2200メートル)の枠順が22日、確定した。大阪杯→天皇賞春とG1を連勝中のキタサンブラック(牡5=清水久厩舎、武豊)は8枠10番に入った。8枠は13年から4連勝中の好枠。
過去20年で最少タイとなる11頭で行われる今年の宝塚記念。天皇賞春でキタサンブラックに2着惜敗し、打倒王者に燃えるシュヴァルグラン(牡5=友道厩舎、福永祐一)は5枠5番に、15年の有馬記念ではキタサンブラックを下し優勝したゴールドアクター(牡6=中川厩舎、横山典弘)は2枠2番に入った。
枠順は以下の通り
1枠1番 ミッキーロケット(牡4=音無厩舎、和田竜二)
2枠2番 ゴールドアクター(牡6=中川厩舎、横山典弘)
3枠3番 スピリッツミノル(牡5=本田厩舎、幸英明)
4枠4番 クラリティシチー(牡6=上原厩舎、松山弘平)
5枠5番 シュヴァルグラン(牡5=友道厩舎、福永祐一)
6枠6番 シャケトラ(牡4=角居厩舎、C・ルメール)
6枠7番 レインボーライン(牡4=浅見厩舎、岩田康誠)
7枠8番 ミッキークイーン(牝5=池江厩舎、浜中俊)
7枠9番 ヒットザターゲット(牡9=加藤敬厩舎、川田将雅)
8枠10番 キタサンブラック(牡5=清水久厩舎、武豊)
8枠11番 サトノクラウン(牡5=堀厩舎、M・デムーロ)
ゴールドアクター中川師/宝塚記念共同会見
「京都より阪神の方が合う」
宝塚記念(6月25日・GI・阪神芝2200m)に出走するゴールドアクター(牡6・美浦・中川公成)を管理する中川調教師の共同記者会見が行われた。
(前走の春の天皇賞・GI・7着を振り返って)
「競馬が終わった後にジョッキーともいろいろ話をしましたが、馬に気が入っていなかったかなという感じでした」
(勝ち馬がレコードタイムを更新したが、この馬にはレース後反動はあった?)
「競馬が終わった後も息がすぐ入りましたし、思い切って走っていない分、反動はなかったです」
(宝塚記念に向けての調整は?)
「ずっと在厩で調整をしていました。レース後もそれなりには疲れは残っていましたので、疲れを取ってからゆっくりとこのレースに向けて調整してきました」
(横山典弘騎手が騎乗しての1週前追い切り、そして今朝の追い切りについて)
「1週前なので、ジョッキーと相談してしっかりやっておこうと。それなりにしっかりできましたし、今週は輸送もありますからね。今日乗った宮崎北斗騎手が2週前にも乗っているので、2週前追い切りとの違いを確認するという形でやってもらいました。2週前はまだハミにモタれて走っている状態でしたけど、今日はその辺が解消されてしっかり後躯を使って走っていると言っていました」
(仕上がっている?)
「そう思います。前走は調整方法を変えたことが裏目に出たので、今回はいつものパターンで調整してうまくいったと思います」
(宝塚記念は初めてになるが?)
「阪神コースは初めてですが、前走の京都よりは合っていると思うので、その辺は心配してないです」
(2200mについては?)
「前走の3200よりはこのくらいの距離の方がこの馬には合っていると思います」
(改めてキタサンブラックに挑む心境は?)
「強いので、何とか頑張ってほしいと思います」
(大きいタイトルがまだ取れるというファンも多いと思うが?)
「僕もそう思っています」
(休み明けの日経賞(GII・5着)、春の天皇賞時と比べて現状は?)
「休み明けを使いながら、一戦、一戦良くなってきています」
(期待をして送り出せる?)
「今回はそう思っています」
(取材・写真:佐々木祥恵)
シュヴァルグラン福永騎手/宝塚記念共同会見
「GIのタイトルを獲らせてあげたい」
■シュヴァルグランに騎乗予定の福永祐一騎手
――前走の天皇賞(春)を振り返ってください。
福永 今年に入って馬が一段階レベルアップした印象を受けていました。実際、競馬での走りも今までよりたくましくなりました。天皇賞(春)に関しては非常に強い馬を相手に最後まで走り切ってくれました。結果は残念でしたけど、最後まで一生懸命でしたし立派な走りだったと思います。
――昨年の段階から「よくなるのはもう少し先」と話していましたが、そのあたりは?
福永 馬なのでハッキリしたことはわからなかったですけど、そういった余地を残していた馬だったので思っていたとおりに成長してくれたように思います。これからさらにどうなるかは未知の部分ですけど、ハーツクライの産駒は時として予想を超えるような成長を見せてくれるような馬もいましたので。さらに良くなってくれれば言うことないですけど、現状でも強い馬を相手に十分渡り合ってくれています。今回は距離は1000m短くなりますが、いい走りを見せてくれるのではないかと期待しています。
――改めて、この馬の強みは?
福永 操作性の高さと豊富なスタミナですね。
――騎乗された1週前追い切りはいかがでしたか?
福永 いつもどおりというか、目立った動きではなかったですけど。予定どおりの調教過程を踏めているのが何よりです。
――前走の反動は感じましたか?
福永 乗った感じでは感じなかったです。
――今回は登録の段階では11頭となっています。そのあたりは?
福永 スタートはずいぶん良くなりましたが、前回くらいが限界なので。あまり頭数が多いと後ろからの競馬になってしまう可能性もありましたから、そういう意味では頭数が少ないのは歓迎だと思います。
――昨年の<宝塚記念は9着でしたが?
福永 去年はあまりペースが速くない中、内で動くに動けず不完全燃焼な競馬になりました。直線バラけてからもそんなに目立った動きは見せなかったんですけどね。そういった意味も含めてこの時期がどうなのかというのは、まだ何とも言えないところはありますけれど。ただ、厩舎スタッフが言うには昨年よりはいい状態で臨めるんじゃないかということなので。改めて期待したいと思います。
――妹のヴィブロス、姉のヴィルシーナに続いてGI制覇の期待がかかります。
福永 姉妹が先にGI馬になりました。妹が先にGI馬になってしまいましたが、この馬もあともう一歩というところまできているんでね。なんとかGIのタイトルをこの馬に獲らせてあげたいという気持ちは強いですし、ずっとコンビを組ませてもらっていますので。佐々木オーナーの馬で友道厩舎でこの血統、非常にたくさん騎乗機会をもらっています。
シュヴァルグランに関してはジョッキーの中では誰よりも一番理解できていると思っています。あとは本当にこの馬に足りないのはタイトルだけだと思います。それが今回なれば、という思いで乗りたいと思います。
――道悪はいかがですか?
福永 先週までの傾向をいうと、中間雨も降らなかったので土曜日はすごく速いタイムが出て、なかなか差しが決まりませんでした。でも、雨が降ることでその傾向も若干変わってくれれば差し馬が台頭する場面も出てくると思います。重馬場はあまり走っていないので、この馬がマッチするかどうかは何とも言えないところがありますが、そこはこなしてくれるものと信じて頑張りたいなと思います。
――ジョッキー目線から見て、キタサンブラックをどう見ますか?
福永 文句なしの国内の最強馬だと思います。競馬ぶりからも隙を見つけるのが難しい馬だなと思います。
――最後にひとこと。
福永 本当に高い評価をいただき、たくさんの票を投票してくださって光栄に思います。その馬の背中に跨れるということで、非常に光栄に思います。おそらく、天皇賞(春)での走りをたくさんの方に評価していただいたんじゃないかと思います。
僕自身、背中に跨っていてあの馬の頑張りに感動すら覚える走りをしてくれていましたんで。なんとかGIのタイトルを獲らせてあげたいな、と思います。今回も順調に調整過程を踏めていますので、強い馬はいますけど、なんと負かせられるようにと思っていますのでファンの方にも応援していただけたらと思います。
(取材・写真:花岡貴子)
サトノクラウン堀師/宝塚記念共同会見
「メンタルが大きな鍵」
宝塚記念(6月25日・GI・阪神芝2200m)に出走するサトノクラウン(牡5・美浦・堀宣行)を管理する堀調教師の共同記者会見が行われた。
(前走の大阪杯・GI・6着を振り返って)
「最終追い切り直後や翌日を含めて、非常に良い状態だなと思っていましたが、結果的には追い切りがピークになってしまいました。渋滞によって輸送に時間がかかったという誤算はありましたし、当日パドックから返し馬までの状況が非常に覇気がなくて、残念な結果になってしまいました。なかなか難しい面が依然としてあるなという印象です」
(レース後は?)
「レース前の状態を含めて体調は落ちているという状況でしたので、ノーザンファームしがらきに一旦放牧に出して立て直しを図りました」
(前走からここまで2か月あまり、どのような調整過程を?)
「しがらきの方で軽めの調整で体調を戻して、トレセンには約1か月前に入厩しました。体調が戻らなければ目標を後倒しにしようかという中で、完全ではないけれどもギリギリ戻ったという牧場の判断でした。トレセンではなかなか思うようにいかないところも多々あったのですが、順調に休まず調整を進めてきていますし、態勢を整えてきたという印象です」
(今朝の追い切りは単走だったが?)
「暑い時期は動きがかったるくなって、気性も悪い方に向きがちな馬なので、調教の量としてはフィジカル的にはあまり動かしたくないと考えました。ただしっかり気持ちを乗せておきたいので、今日はそのあたりが難しい追い切りだったと思います」
(追い切りを終えた後の馬の様子は?)
「量的には良かったと思うのですけど、終いは気を抜いていて、本気で走っていないという印象でした。ただ暑い時期なのでフレッシュでいきたいという方向性としては良いとは思いますので、あと気を抜いて本気で走っていないというあたりをどう補っていくか、思案の途中ですね」
(レースで本気を出してほしい?)
「そうですね、この後いろいろな要素がありますし、フィジカルよりメンタル、これがこの馬が走るかどうかという大きな鍵だと思いますので、そこを整えていきたいと思います」
(昨年の宝塚記念は6着だったが、今年はリベンジを?)
「暑い時期が苦手ということと、輸送が京都の時と違う結果が出ていますので、この2つへの対応がキーポイントだと思います。今年の関東は、非常に過ごしやすい気候が続いているのが幸いしています。ただ関西の方は、気温を見ると非常に暑いと思いますので、輸送も含めてそこら辺への対応がこれからやっていくことだと思っています。
去年は香港(クイーンエリザベスII世C・GI・12着)の後ということで体調的にもフレッシュさを欠いていましたし、暑さもありました。そういった意味では、去年より元気な状態で向かえそうだと考えています」
(馬場状態については?)
「馬場状態、ペース、流れなど、そういった細かい要素が結果を左右すると思います。コース適性云々よりもそちらの方が重要だと考えていますので、そのあたりもしっかり見極めて能力を発揮させられるよう努めていきたいです」
(2000mよりも、2200m、2400mでしっかり勝っているというイメージがあるが?)
「ジョッキーは、この馬のリズムとしては2400くらいの方が乗りやすいだろうと言っています。気性の難しさや体のこなしなども含めて、対応できる状態であれば2000mも大丈夫だと思うのですが、工夫が必要な距離になってくるでしょう。まだまだ馬自身が充実していないというか、いろいろな状況に対応し切れていないので、結果として出ていると思いますが、今後そのようなウィークポイントがなくなっていけば、2000mには対応できると思っています」
(大変強いキタサンブラックが出走するが、意識はしている?)
「サトノクラウンの場合は、成績にムラがあることをとっても自分との闘いという意味合いが他の馬たちより大きいと思いますので、まずはそこですね。個人的には良い状態で能力を発揮できれば、負かすこともできるのではないかと思っております」
(大阪杯時の経験をもとに、何か対策は?)
「いくつか考えはありますが、まずは今日追い切った後の馬の状態を含めてその辺を精査して、明日の投票時までに決めたいと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)
キタサンブラック清水久師/宝塚記念共同会見
「行くところまで行ってやろうと」
■キタサンブラックを管理する清水久詞調教師
――現在の心境を。
清水 まずは順調に来れたのでよかったです。
――前走の天皇賞(春)を振り返ってください。
清水 本当に強かったと思います。(道中)折り合っていましたので、安心して見ていられましたね。レース直後はいつもどおり、すぐに息が入りました。そんなにイライラするようなところもありませんでした。その後、栗東に連れて帰ったあとはさすがに体は細くなって疲れた様子はあったんですが、特に痛めたところはありませんでしたので、それが何よりでしたね。
――この中間の調整は?
清水 内容は変わったことは取り入れていません。少し休養を与えてあげて、しっかりと疲れをとって宝塚まで逆算してこちらの思い通りに立ち上げていくことができましたね。
――先週の1週前追い切りはいかがでしたか?
清水 しっかりやりたかったので、指示どおりの時計で追い切りました。最後の動きもよかったですね。
――今朝の最終追い切りはいかがでしたか?
清水 馬場が悪い中でしたが、しっかりと終いの反応もよかったです。いい追い切りが出来たと思います。
――この春はGI3連戦になりますが?
清水 元気な馬ですね。毎回毎回目一杯仕上げていますから、馬にとってはかわいそうなローテーションなんですけど。丈夫な馬なので、期待以上に頑張ってくれていますのでね。もう1回頑張って欲しいと思います。
――改めて、この馬の強みは?
清水 よく聞かれますが、やぱり健康で丈夫なところじゃないですか。回復も早いですし、すごくハードに鍛えているんですけど、へこたれずに頑張って期待に応えてくれています。
――坂路3本追いも含めて、ハードトレーニングが代名詞になりつつありますが?
清水 以前から使うごとに「強い強い」と思うばかりで、果たしてどこまで強いのかというところだったので。それならば鍛えるだけ鍛えて、行くところまで行ってやろうという気持ちです。本当に頭の下がる馬ですね。
――昨年の段階から「まだ強くなる」と話していました。今年に入り、完成期・充実期に入ったかと思いますが?
清水 昨年の天皇賞(春)や宝塚記念の頃と比べると見るからにパワーアップしているのがわかります。ジョッキーも全然違うと言っています。今年になってさらに強くなったというイメージですね。
――週末は雨が降り道悪の可能性もありますが?
清水 特に馬場は気にはしていません。競馬で雨が降っても、僕は問題ないと思います。
――宝塚記念は2年連続、昨年の有馬記念も含めるとグランプリのファン投票では3回連続で1位です。
清水 本当にありがたいですね。なかなかこれだけの馬には巡り合えないです。その期待に応えたいと思ってます。
――このポテンシャル、名馬の域に達していますね?
清水 そうですね。もうGI5勝ですしね、感謝しかないですね。
――そして、その先も期待は広がります。
清水 もちろん凱旋門賞も登録していますし、選択肢のひとつとして考えています。まずは宝塚記念に全力投球して結果を残して、前向きにオーナー(北島三郎氏)と相談したいと思っています。
――最後にひとこと。
清水 これだけ支持をいただいてありがたいことです。今年も2戦2勝といいスタートが切れています。いい状態で本番を迎えたいと思っておりますので、ぜひ競馬場まで足を運んでください。よろしくお願いします。
(取材・写真:花岡貴子)
キタサンブラック武豊騎手/宝塚記念共同会見
「ファンの方々を喜ばせたい」
■キタサンブラックに騎乗予定の武豊騎手
――前走の天皇賞を振り返ってください。ディープインパクトのレコードを塗り替えた勝利でした。
武豊 今年に入って大阪杯を使って2戦目、改めて強い馬だと再認識しました。タイムももちろんですが、ひじょうに力強さを感じましたね。
――改めて、この馬の長所は?
武豊 たくさんありますが、総合力が高い馬ですね。ウィークポイントが少ない馬です。スピードもスタミナもレースセンスもあります。すでに名馬といっていいと思います。昨年の大阪杯からコンビを組ませてもらっていますが、当時と比べても本当に強くなったと感じていますね。
――昨年の宝塚記念は2番人気で3着でした。振り返っていただけますか?
武豊 昨年は先手を取ったんですが、後続がわりと早めに動いて思っていたよりペースが速くなりました。負けて強さを感じたレースでしたね。
――そして、今年の宝塚記念への意気込みは?
武豊 今年は早くから春のローテーションはこの3戦と決まっていました。僕は中間は全く乗っていないんですが、陣営からはいい状態だと聞いています。ここまでいいかたちで来ていると思います。
――前走から距離が一気に短縮されますが、そのあたりは?
武豊 いろんな距離に対応してくれる馬なので、乗る立場としては心強いです。
――梅雨時です。道悪の可能性もあります。
武豊 あまり雨に当たったことがなく晴れが続いているので良馬場でのレースが多いのですが、昨年の宝塚記念は天気は良かったけれど馬場状態はかなり重かったんです。道悪はやってみないとわからないですけど、ある程度は問題なくこなせると思います。
――秋は海外遠征のプランもありますね。
武豊 秋以降のことはまだ特に何か決まっているわけではないのですが、まずは春の目標をすべて勝つことができれば、当然、海外というのも選択肢に入ることになると思いますし、そうなればいいと思います。でも、まずはここに全力投球ですね。
――ファン投票ではウォッカ以来10万票を超える支持を集めました。
武豊 本当にファンの沢山いる馬だというのは騎手としても実感しますし嬉しいことなので、そういうファンの方々を喜ばせたいという気持ちを一層強く持ちました。
(取材・写真:花岡貴子)
【宝塚記念】ミッキークイーン90点
【宝塚記念】スピリッツミノル70点
【宝塚記念】レインボーライン80点
腹周りだいぶしっかり
とてもフックラしたつくり。440キロ前後の体重以上に体を大きく見せています。春の天皇賞時には物足りなく映った腹周りもだいぶしっかりしてきました。
ただし、相変わらずリングバミをきつくかんでいる。口角が上がって歯を見せています。気性面が課題。
【宝塚記念】シュヴァルグラン80点
体調◎も目に集中力ない
見栄えのいい栗毛にしても毛ヅヤが際立っています。背中が長い典型的なステイヤー体形。距離短縮はつらいところですが、体調は非常にいい。
立ち姿には少し注文があります。相変わらずトモを流しながら、尾を上げています。目にも集中力がありません。